2021年7月度の『鋼板の値上げ』！

一般の方があまり知らないであろうところで大問題が発生しています！

鋼板の値上がりです！

十数年前までは屋根材などの鋼板の値上がりは数年に一度程度、数年前までは毎年、それがここ最近では年に数回の値上がりをしています！

「うちはまだ屋根葺き替えないから大丈夫」とか「屋根は葺き替えるけど板金屋根じゃないから大丈夫」とか思われている方！大丈夫じゃありません！！

鋼板製品は住宅だけに使われているわけではないからです！

分かりやすく言えば車はほぼ鋼板で出来ています。　家電製品も外部や中身には鋼板が使われています。
もちろん鋼板の値段が上がればステンレス鋼板の値段も上がります。
ステンレスも？と思われるかもしれませんが、ステンレスは鉄とクロムやニッケルの合金だからです。
その他にもお寺の屋根などによく使われている銅板も値上がりしています。

話を鋼鈑に戻しますが、そもそも今年の2月に一度値上がりしています。
その上で7月の値上げと10月の値上げの予定もあるんです！

それどころか、鋼板の品薄問題もあるんです！

板金屋根材や板金外壁材のメーカーは値上がりを続ける原材料に耐え切れず値上げせざるおえません。
鋼板の仕入れにかける金額を上げてでも材料を確保しないと販売できなくなるからです。

去年コロナの影響で製鉄所が減産体制を取り、コロナから早々と経済の回復の兆しが見えてきたアメリカや中国などで需要が高まっていて、需要と供給のバランスが崩れたのです。

カラー鉄板の値上げは8月1日から、アイジー工業(ガルテクトなど)は8月1日から値上げ、ニチハ(横暖ルーフなど)は9月1日から値上げをおこないます。
まだ値上げの案内が来ていない板金材料もありますが、鋼板が値上がりしているので遅かれ早かれ値上がりは必ずします。

アメリカや中国などで需要が高まっていているのは鋼板だけではありません。
テレビや新聞をにぎわせた『ウッドショック』です。

植田板金店の『小屋やさん』で使用している木材(2×4)は輸入材でここ最近だけでも2～3倍に高騰しています。

その他にもリッジウェイが7月1日から値上がりしていて、鋼板や木材だけの値上がりでは済まない可能性もあります。

リフォームをまだ先に考えられている方は良いですが、年内や年始早々でご検討されている方は早めにご連絡ください。
植田板金店にご依頼いただける方はご契約いただき、屋根材を注文しておけば値上がり前の価格で施工ができます。

詳しくお知りになりたい方は早めにご連絡ください。