住宅の屋根、外壁の『遮熱工事』『断熱工事』を始めました！

今年の春ごろから、工場や倉庫など大きい建物の遮熱・断熱工事の部署を立ち上げていました。

部署を立ち上げて1～2か月でたくさんのお問い合わせ、ご契約をいただき工事も順調におこなっていますが、40℃近い気温になる昨今、住宅にも施工したほうがいいんじゃないか？という話になり、今週から屋根葺き替えや屋根カバーをご検討されているお客様にご提案させていただくことにしました。

正直自分の家にも施工したいぐらいですが、残念ながら屋根の下に敷き込むので屋根葺き替えか、屋根カバーのときにしか施工できません。

施工の方法を少しご説明します。

施工の仕方はすごく簡単で、防水紙と屋根材の間に挟み込むだけです。

植田板金店で扱っているサーモバリアは主に4種類あります。

①サーモバリア-W　8㎜タイプ　9層構造　遮熱＋断熱高性能シート
　2層のエアーキャップと両面アルミニウムで、外部からの輻射熱はもちろん、冬の暖房から発生する輻射熱も跳ね返す
　内反射施工も出来る高性能タイプです。
　弾力のある8㎜の厚みがあるため、住宅の屋根材の下には施工できません

②サーモバリア-S　4㎜タイプ　7層構造　遮熱＋断熱シート
　エアーキャップと両面アルミニウムを貼った断熱性と高反射性を併せもつオールマイティータイプ。
　あらゆる部位に使用が可能で、内反射施工も可能です。
　弾力のある4㎜の厚みがあるため、カラーベストの下には施工できません

③サーモバリアスリム　0.2㎜タイプ　3層構造　スリム遮熱シート
　厚さ0.2㎜のシートタイプ。断熱層を必要としない部位の施工に最適。
　壁の外側、内側に使用でき、べーパーバリアと兼用して使用することも可能です。
　非常に薄いシートではありますが、樹脂製のメッシュシートの両面にアルミニウムを貼ってあるので、強度も高い
　遮熱シートです。
　断熱効果はありませんが、ほとんどの屋根材の下に敷くには最適です

④サーモバリアエアー　0.2㎜タイプ　3層構造　通気遮熱シート
　厚さ0.2㎜のシートに細かい穴が無数に開いており、湿気を逃す為、結露防止になります。
　断熱層を必要としない部位の施工に最適です。樹脂製のメッシュシートの両面にアルミニウムを貼ってあるので、
　強度も高い遮熱シートです。
　サーモバリアスリムより少し高く、屋根面の防水紙上には通気が必要ないため外壁用や天井裏用に最適です
　

植田板金店ではまだ住宅に施工していませんが、現在お客様の工場の屋根に施工中です。

まだ一部にしか施工していません。　そのためサーモグラフィーで見ると一目瞭然です！

屋根面にサーモバリアを施工していない天井面は真っ赤なのに対し、施工している天井面は真っ青です。

今日お付き合いのある工務店さんにサーモバリアをおすすめしてきましたが、「これから建てる家にはすべて施工してほしい」と即決のご依頼をいただきました。

屋根葺き替えや屋根カバーのお見積りをご依頼いただいた方にはサーモバリアのご提案も合わせてさせていただきます。

植田板金店にぜひ一度お問い合わせください。