【2024年版】岡山県岡山市の住宅リフォームで使える補助金を紹介
屋根関連工事などの住宅リフォームでは、補助金を使用すれば費用を抑えて施工を行えます。
ただし、補助金は利用するためにはさまざまな条件があるため、事前に確認しておくことが大切です。
本記事では岡山県岡山市の屋根修理で使用できる補助金について詳しく解説します。
費用を抑えてお得に施工するためにも知っておくべき情報はたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください。
岡山県岡山市の住宅リフォーム・屋根関連工事に使える補助金
2024年現在、岡山県岡山市で屋根関連工事が関わる住宅リフォームの際に使える補助金を紹介します。
雨漏りの修理や屋根修理を行う際には、補助金を使ってお得に工事できる場合があるので事前にチェックしましょう。
補助金は、予算に達した場合には申し込みを締め切っているケースがあります。
年度途中で募集をかけることもあるため、定期的に公式サイトをチェックするのがおすすめです。
木造住宅における耐震目的の屋根修理や住宅リフォームでは「岡山県木造住宅耐震改修補助制度」を使用できる場合があります。
【対象】
補助金を申請する方は、以下の条件を全て満たすことが必須です。
・住宅の所有者である
・市税を全て完納している
・暴力団関係者でないこと
補助対象となる木造住宅は以下の条件を全て満たす必要があります。
・岡山市内に在住している
・一戸建ての住宅
・昭和56年5月31日以前に建築の着工を行ったもの
・地上階数が2以下のもの
・丸太組工法や建築基準法(旧)第38条の規定に基づいた認定工法ではない木造の建物
・耐震診断や補強計画を行ったもの
・耐震診断の結果、倒壊の危険性があると判定されたもの
・施工後に耐震基準が「一応倒壊しない」となるもの
・年度内に改修工事が完了するもの
条件に関してはさらに細かく設定されている項目があるため、公式HPや市の窓口にて相談しましょう。
【補助金額】
一般世帯の場合の工事費の補助率は以下の通りです。
・全体改修：補助率4/5(上限額1,000,000円)
・部分改修：補助率1/2(上限額200,000円)
65歳以上の高齢者や障がい者が居住している世帯などでは、補助額の上限額が変わってくるため公式HPをチェックする必要があります。
【注意点】
事前に耐震診断を行い、補強計画を策定する必要があります。
申請から交付が決定するまで数週間の時間がかかる場合があるため、時間に余裕をもった対応を行うなどの注意が必要です。
他にも細かな条件や注意点があるので、利用する人は事前に確認しましょう。
【木造住宅の耐震診断・耐震改修補助制度について】
再生可能な循環型資源である県産材を積極的に使うことを目的としている補助金です。
豪雨などで被災した住宅の屋根修理で、木材を使用する際に利用できる場合があります。
【対象】
住宅のリフォームにおいて、対象となる建築物の条件は以下の通りです。
・建築主が居住するために改修される既存住宅または集合住宅
・建物の部材等に県産の指定木材を2立方メートル以上使用した既存住宅
・建築主と請負契約を締結した住宅
・令和7年3月10日までに、対象とする部材の納材が完了する住宅
【補助金額】
住宅リフォームの場合 一戸当たり3〜32万円の補助金が交付されます。
【注意点】
市町村が実施する他の補助事業(森林環境譲与税を使用したもの)と併用ができない点に注意しましょう。
【令和６年度おかやまの木で家づくり支援事業について】
適切な管理が行われていない空き家のリフォームを促進する支援事業です。
屋根材を軽くする耐震改修や断熱材の導入などを施工する際に利用できる場合があるのでチェックしましょう。
【対象】
補助金交付の対象者は以下の通りです。
・空き家の所有者または所有者の承諾をうけた賃借人
・市税を滞納していない人
・暴力団員でない人
対象となる住宅には、以下のようにさまざまな条件が存在します。
・空家法第2条第1項に規定する空家、または空き家情報バンクに登録するもの
・建築の着工日が昭和56年6月1日以降であるもの
・昭和56年5月31日以前に着工されたもの
・補助事業が完了するまでに耐震診断結果を提出できるもの
・リフォーム後に居室、台所、水洗便所、浴室、洗面設備、収納設備がある居住用のもの
【補助金額】
上限50万円までならば、工事に要する金額の3分の1を補助できます。
【注意点】
以下の内容も補助金を利用する条件に挙げられています。
・改修後に居住や賃貸として活用すること
・市内の施工業者が居住用部分を工事すること
・経費の合計額が50万円以上で、「耐震改修等」「バリアフリー改修」「省エネルギー改修」のいずれかを含んでリフォーム工事をすること
・令和6年12月13日（金）までに申請を行い、令和7年2月14日（金）までに実績報告書提出が見込めるもの
市内の施工業者による、家財道具等の搬出処分や屋内外の清掃（附帯工事）も補助の対象に含まれます。
予算がなくなり次第終了されるため、申し込み時には補助金が利用できるか、事前に確認しておくのがおすすめです。
【岡山市空家等適正管理支援事業】
高い省エネ性能を持つ住宅のリフォームや購入を支援し、2050年のカーボンニュートラルの実現を目的とする事業です。
国土交通省によって、2024年4月から交付申請が開始されました。
18歳未満の子どもがいる子育て世帯と夫婦のいずれかが39歳以下の若者夫婦世帯が申請する場合は、補助上限が引き上げられます。
【対象】
リフォームの補助金を申請する際は、以下の条件を満たす必要があります。
・エコホーム支援事業者と工事請負契約などを行い、リフォーム工事をする人
・リフォームする予定の住宅の所有などをしている人
【補助金額】
・子育て世帯と若者夫婦世帯：一戸当たり最大30万円
（既存住宅の購入を伴う場合：一戸当たり最大60万円）
・その他の世帯：一戸当たり最大20万円
長期優良リフォームを行う場合
・子育て世帯と若者夫婦世帯：一戸当たり最大45万円
・その他の世帯：一戸当たり最大30万円
【注意点】
子育て対応やバリアフリー改修の工事が補助対象となるのは、自宅の省エネ改修を行った場合に限ります。
子育てエコホーム支援事業の事務局に登録された、型番の製品を使用した工事が対象です。
詳しくは、以下のページに記載されています。
【子育てエコホーム支援事業】
移住者・二拠点居住者向け中古住宅購入・リフォーム補助金
岡山市に移住する方や二拠点を希望する方を対象とした補助金です。
中古住宅の購入やリフォームに利用できます。
【対象】
補助を受けられる対象者は、以下の通りです。
・転勤や進学以外の理由で、移住や二拠点居住をする
・岡山市税を滞納していない
・暴力団員ではない
移住か二拠点居住かによって、補助対象の条件がさらに細かく分類されています。
【補助金】
・中古住宅の購入：一戸当たり最大30万円
・リフォーム：一戸当たり最大20万円
・中古住宅を購入してリフォーム：一戸当たり最大50万円
【注意点】
令和6年度は予算に達したため、申請受付が終了しました。
令和7年3月下旬ごろに、岡山市公式HPなどで案内がされる予定です。
【移住者・二拠点居住者向け中古住宅購入・リフォーム補助】
岡山県岡山市のリフォーム・屋根修理で補助金を利用するときの流れ
補助金を利用する際の、一般的な流れを紹介します。
・申請書を公式HPからダウンロード、または自治体の担当窓口で受け取る
・申請する条件をクリアした指定業者に相談する
・見積書や工事計画書などの書類を受け取る
・申請手続きに必要な書類を揃えて、自治体の担当窓口に申請する
・補助金の承認が下りたら、指定業者にリフォームや屋根修理を依頼する
・契約書の写しを自治体の担当窓口に提出する
・工事を行う
・工事が完了したら業者から完了報告書を受け取り、自治体の担当窓口に提出する
完了報告が問題なく受理されたら、補助金が給付されます。
岡山県岡山市のリフォーム・屋根修理で補助金を利用するときに必要な書類
補助金を申請する際には、以下の書類が求められるケースが多いです。
・補助金申請書
・工事見積書
・工事計画書
・現在の住宅の状態を表す写真
・耐震診断書（必要な場合）
・税務証明書
・暴力団関係者でないことの誓約書
・工事完了報告書
子育て世代や若年世代は、住民票や戸籍謄本が必要となる場合があります。
必要な書類は申請準備の際に確認できるため、早めに書類を揃えておくのがおすすめです。
【岡山県岡山市】リフォーム・屋根修理で補助金を利用できる主な条件
岡山県岡山市のリフォーム・屋根修理で補助金を利用できる主な条件は以下の通りです。
・耐震性アップが期待できる
・指定の施工業者を利用している
・居住用の物件をリフォームする
・税金の未納、滞納がない
・リフォーム前に補助金を申請している
他にも細かな条件があるので、事前に申請したい補助金が利用できるかチェックしましょう。
耐震性のアップを目的としてリフォームや屋根工事をする場合には、補助金が受けられるか確認しましょう。
特に、屋根の軽量化の工事では補助金を利用できる場合があります。
屋根の軽量化は耐震性を高める上で大切であるため、屋根修理の際に検討してみましょう。
補助金によって条件はさまざまなので、利用できるか事前にチェックすることが大切です。
補助金によっては、施工するリフォーム業者が指定されている場合があります。
実績のない業者や悪徳業者によるリフォームで、住宅の安全性を損なわないようにするための対策です。
指定された施工業者で工事を行わないと補助金を受けられないため注意してください。
居住用の物件でないと補助金が受けられません。
店舗や事務所のリフォームには、補助金は支払われないケースが多いので注意しましょう。
空き家の改修工事では、居住の設備を整え改修後活用することが条件となっています。
補助金は税金によって賄われているものです。
リフォームを申し込む本人が税金を未納・滞納している場合には補助金を受け取れません。
未納や滞納がないように、状況を改善させてから申し込みを行いましょう。
リフォームの着工前に補助金を申請する必要があります。
リフォーム前の様子が証明できないと補助金を受け取れない可能性があるため注意が必要です。
工事を検討している方は、着工前に忘れずに申請を行いましょう。
岡山県岡山市で住宅リフォームを行う際は補助金をチェックしてお得に工事しよう
補助金は、申請期間が定められていたり利用できなくなったりする場合があるため注意が必要です。
新しい補助金が利用できることもあるため、定期的に情報収集しておきましょう。
「屋根やさん」では、補助金を利用した屋根修理や雨漏り修理にも対応可能です。
屋根修理やリフォーム工事をお得に行いたいならば、
こちらからお気軽にお問い合わせください。
