外壁サイディングのリペアによる外壁クラック修理

今回は外壁にひびが入っているので直してほしいとのご依頼をいただきました。
最近の玄関は開き戸が多いため、ドアを開けたとき風にあおられて外壁に激突すると外壁が割れたり、クラックが入ったり
することがあります。
調査にお伺いして外壁の傷み具合を確認し、まだ築7年なので建築当初の仕様書を探してもらいました。
お手数ですが、仕様書には外壁材はどのサイディングを使用しているのかが詳細に載っています。
今回のお客様はKMEWのサイディングでしたが、残念ながらすでに生産が中止されている製品でした。
なので今回はリペアによる補修を行うことになりました。

数日後にお伺いし、工事をさせて頂きました。今回は全工程2日の予定で仕上げます。
まずは既存の外壁を真ん中でカットし、コーキングもカットして外壁をていねいに外します。
外壁を外したら防腐処理してある木下地と外壁サイディングの5㎜厚固定金具が出てきました。
上部のコーキングの劣化からか防水紙に雨水が伝っていることもわかりましたが、数年後に外壁の全塗装も予定されていたので
予定通り今回は外壁補修だけになりました。

サイディングの固定金具が5㎜だったので5.5㎜のべニア板を捨て打ちして全面にシリコンボンドを塗り、外した外壁を釘とビスを併用して復旧します。
右の写真を見てもらうとわかりますが、真ん中にカット跡が残った状態です。
この状態で1日置いてボンドとコーキングの表面を硬化させます。

翌日リペア処理を行いました。
カット跡やビス頭を丁寧にパテ埋めし、色合わせした塗料で補修塗りをしていきます。
それと、次は外壁にドアが当たらないようにドアストッパーも取り付けました。

植田板金店に外壁補修のご依頼をいただきありがとうございました。