岡山市南区で釉薬瓦を横暖ルーフαSに葺き替えました！

岡山県岡山市南区のN様邸で釉薬瓦の葺き替えのご依頼を頂きました。

重たい屋根材から軽い屋根材に葺き替えたいとのことでしたので、金属屋根を推奨しました。

写真は屋根調査時にドローンで撮影した写真です。

屋根の表面や漆喰部分もかなりきれいな状態を保っています。

釉薬瓦ってどんな屋根材？

釉薬瓦とは、粘土瓦の成形・乾燥した後にガラス・粘土・酸化金属などを調整した釉薬を塗布し1000℃以上で焼き付けたものです。

メリットとしては耐久年数の長さ（60年）になります。これを実現しているのが、圧倒的な吸水率の低さになります。

瓦表面を釉薬で包むことで水が浸透しづらく、長い年月が経っても美しい状態を保てますので、塗装によるメンテナンスは不要です。

魅力的な釉薬瓦ですがメンテナンスが不要というわけではありません。

釉薬瓦のメンテナンス方法

メンテナンスが必要な劣化症状としては以下があります。

◇ズレ・割れの補修
　瓦は1枚ずつ噛み合わせて施工していきます。そのため年数が経過するにつれて角が削れ、ズレや割れが起きます。割れた瓦は強風により落下するケースもありますので、瓦の差し替えが必要になります。

◇棟・漆喰の補修
　瓦の固定で使われています漆喰の定期的なメンテナンスは非常に大事です。
　漆喰が劣化することで瓦のズレや落下、場合によっては雨漏れに直結する可能性もあります。
　
◇防水紙
　スレート屋根と同じように瓦の下には防水紙が敷いてあります。
　防水紙は釉薬瓦ほどの耐用年数はなく、防水紙の方が早く寿命を迎えるため放置しておくと穴が空いたりと雨漏れの原因になります。
　メンテナンス方法としては「防水紙の葺きなおし」、あるいは「葺き替え工事」になります。最近ではその機会に、震災等に備えて軽い金属屋根に葺き替える方が多いです。

屋根上や下地状況の把握は屋根の健康診断です。一度屋根の調査を依頼して見るのも良いかと思います。

屋根調査からご提案　～屋根の健康診断のススメ～

工事を任せて良かったと思って頂くためには？

屋根調査報告書と共に、気になるところをご報告しご提案、後から後悔しないように努めております。

屋根のプロとして、お客様からの要望に出来る限り応えるのが当社のモットーですので

とい・塗装・内装リフォームについてもお気軽にご相談ください。

それではビフォーアフターをご覧いただきます(^^)/

今回のご提案内容の概要

岡山県岡山市南区

◇屋根葺き替え工事　　　釉薬瓦　⇒　横暖ルーフαS
◇天井断熱材工事

横暖ルーフαSの性能・特長

ニチハ株式会社が製造しております「横暖ルーフ」

ガルバリウム鋼板の裏面には断熱材を備えることで、断熱性・耐候性が非常に高い屋根材になっています。

横暖ルーフは、

・横暖ルーフS
・横暖ルーフαS
・横暖ルーフプレミアムS
・横暖ルーフαプレミアムS

の４つのタイプで展開されており、多数の注文を頂く横暖ルーフαSを紹介いたします。

断熱性能

断熱性能を高めることで、電気代のコスト削減につながります。

お客様には「２階に上がった時の蒸し暑さが軽減された」とよく聞きます。

耐震性能

今回のN様邸も同様ですが、屋根材を軽量化することで重心を低く保てますので、揺れを軽減することができます。

また横葺きの板金屋根なので落下や飛散等の心配は減ります。

遮音性能

板金屋根は雨音が響くイメージがありますが、硬質ウレタンフォームを備えることで遮音性能を高めました。

同様の葺き替え工事のページはこちら(^^)/