総社市にて、既存のスレート屋根からルーガ鉄平への葺き替え工事を行いました。
築年数の経過とともに屋根の色あせや劣化が目立ち始め今後のメンテナンス方法のご相談をいただき、現地調査のうえ葺き替 え工事をご提案させていただきました。
今回のお住まいは急勾配の屋根だったため、安全面を考慮しドローンを使用して屋根全体を確認しました。
ドローン調査では、広範囲の色褪せ、コケの繁殖、カビの発生、スレートの割れ、端部の欠け等が確認できました。
屋根に実際に上がらなくても、高画質で細かい部分まで確認できるため、お客様にもリアルタイムで状況をご説明できまし
た。
スレート屋根はセメントを主成分とする軽量屋根材です。
メリットは軽量で施工しやすく、コストも比較的抑えられる点ですが、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
紫外線や風雨の影響で塗膜が劣化し、防水性が低下していました。
塗膜が劣化すると水分を吸収しやすくなり、コケやカビが繁殖します。 見た目の問題だけでなく、屋根材の劣化を早める原因になります。
経年劣化や強風の影響により、一部に割れや欠けが見られました。 割れた部分から雨水が侵入する恐れがあります。
既存屋根には天窓も設置されていました。
天窓は採光性に優れますが、 ①雨漏りリスクが高い ②パッキンやコーキングの劣化 ③メンテナンスが困難 ④夏場の室温上昇 ⑤冬場の結露
といったデメリットがあります。
築年数を考慮し、今回の葺き替え工事のタイミングで天窓は撤去することになりました。
屋根は「開口部を減らす」ことが最も確実な防水対策です。
劣化したスレートを丁寧に撤去し、下地の状態を確認。
天窓を撤去した後は、下地合板を新設、周囲の構造を補強、防水処理を徹底
屋根面をフラットな状態に戻します。
新しい防水シートを施工。 屋根は見えない部分の施工品質が重要です。
軽量でありながら耐風性に優れたルーガ鉄平を1枚ずつ確実に施工しました。
急勾配でもしっかり固定できる設計のため、安心してお住まいいただけます。
ルーガは樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦という素材で、見た目は伝統的な瓦に近い。
ただし重量は陶器瓦の約半分ほどで、屋根全体を軽くできるため、建物の上部荷重を減らし、地震などでの揺れを小さくするのに有利。
衝撃に強く、大人がハンマーで叩いても簡単には割れないほど高い耐久性があるという評価。
さらに、1枚ずつ野地板に“釘でしっかり固定する施工”を前提としており、強風時でも瓦が飛ばされにくい設計。雨漏りや屋根の飛散リスクを低減。
ルーガには独自の表面塗装(たとえば下地材やコーティング)処理がされており、太陽光や風雨での色あせが起こりにくい。結果として、再塗装などのメンテナンス頻度が低め。
長く使っても見た目の劣化が少なく、美観が保ちやすい点もメリット。
ルーガを葺いた屋根は、瓦と野地板との間に通気層ができやすく、これが断熱性につながる。夏は暑さ、冬は冷えの軽減に寄与するため、住まい全体の快適性が向上。また、通気性がある構造のため、野地板が湿気を含みにくく、腐食・劣化の防止にもつながる。
ルーガには複数デザインがあり、例えば和風住宅には ルーガ 雅、洋風・モダン住宅には ルーガ 鉄平 が使われることが多い。屋根の雰囲気を住宅スタイルに合わせて選べるのが強み。
ただ機能性だけでなく、外観の美しさも両立できるのがルーガの魅力。
地震の多い日本の住宅 — 軽量かつ耐震性・耐風性を重視したい人
台風や豪雨など自然災害への備えを重視する人
長期間、メンテナンスを抑えて住まいを維持したい人
和風・洋風・モダンなど、住宅デザインにこだわりたい人