棟板金の交換費用が変動する理由を解説!費用を抑える方法も紹介
![ジョイント](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/IMG_1688-2.jpg)
「そもそも棟板金はなぜ交換が必要になの?」
「交換費用を抑える方法は?」
棟板金の交換について、このような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
本記事では以下の内容について解説します。
・棟板金の交換費用が変動する要素
・交換費用を抑える方法
・交換が必要になる原因
・棟板金の概要
・交換する手順
・交換する際に注意すべきポイント
本記事を読むと、棟板金の交換費用についての知識が深められます。
棟板金の交換を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
棟板金の交換費用が変動する要素
![葺き替え後](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/XMNV1040-1.jpg)
・貫板や屋根の劣化状況
・足場を施工する範囲
それぞれ、わかりやすく解説していきます。
貫板や屋根の劣化状況
貫板や屋根の劣化状況によって、棟板金を交換する費用は変動します。
とくに以下のような状況では、劣化が深刻になっている恐れがあるため注意すべきです。
【深刻な劣化の恐れがある状況】
・棟板金の浮きあがりが大きい
・棟板金が外れている
そのまま放置すると、雨漏りにより貫板や家の内部までが劣化しかねません。
工事の規模が大きくなるため、費用も高額になります。
目視で確認した際に棟板金が浮いていたら、交換が必要なサインといえます。
なお伸縮性の棒やドローンを使って撮影する業者に依頼すれば、屋根に登らなくても点検が可能です。
棟板金の交換が必要なサインを見逃さず、点検を依頼しましょう。
地震や大きな台風があった際にも棟板金に不具合が生じている可能性があるため、点検しておくことがおすすめです。
とくに以下のような状況では、劣化が深刻になっている恐れがあるため注意すべきです。
【深刻な劣化の恐れがある状況】
・棟板金の浮きあがりが大きい
・棟板金が外れている
そのまま放置すると、雨漏りにより貫板や家の内部までが劣化しかねません。
工事の規模が大きくなるため、費用も高額になります。
目視で確認した際に棟板金が浮いていたら、交換が必要なサインといえます。
なお伸縮性の棒やドローンを使って撮影する業者に依頼すれば、屋根に登らなくても点検が可能です。
棟板金の交換が必要なサインを見逃さず、点検を依頼しましょう。
地震や大きな台風があった際にも棟板金に不具合が生じている可能性があるため、点検しておくことがおすすめです。
足場を施工する範囲
棟板金の交換は高所での作業になるため、足場の設置が必須です。
家の大きさや高さによって足場の施工範囲は異なるため、工事の費用が変動します。
屋根の傾斜が大きい場合は、屋根の上にも作業用の足場を設置しなければいけません。
足場の施工範囲が大きくなれば、工事費用も高額になると理解しておきましょう。
家の大きさや高さによって足場の施工範囲は異なるため、工事の費用が変動します。
屋根の傾斜が大きい場合は、屋根の上にも作業用の足場を設置しなければいけません。
足場の施工範囲が大きくなれば、工事費用も高額になると理解しておきましょう。
現場周辺の環境
施工費用が変動する要素として、環境的な要素も考慮しておく必要があります。
以下のような周辺環境だと、施工費用が高くなるかもしれません。
【施工費用が高くなりやすい環境】
・工事用の車両が出入りしにくい
・隣の家との間隔が近い
周辺環境が特殊な場合は「どのように工事を進めるのか」「追加で費用が発生しないか」などを施工業者に確認しておきましょう。
以下のような周辺環境だと、施工費用が高くなるかもしれません。
【施工費用が高くなりやすい環境】
・工事用の車両が出入りしにくい
・隣の家との間隔が近い
周辺環境が特殊な場合は「どのように工事を進めるのか」「追加で費用が発生しないか」などを施工業者に確認しておきましょう。
棟板金の交換費用を抑える方法
![岡山市中区のH様の屋根](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/FLNE2078-1.jpg)
・屋根塗装と同時に施工する
・火災保険を利用する
それぞれ詳しく解説していきます。
屋根塗装と同時に施工する
「棟板金の交換」と「屋根塗装」を同時に施工すれば、施工にかかるトータル費用を抑えられます。
なぜなら、業者の手配や足場の設置などを一度にまとめられるからです。
業者選びや見積もり依頼、工事の日程調整などの時間や手間も省けるでしょう。
なぜなら、業者の手配や足場の設置などを一度にまとめられるからです。
業者選びや見積もり依頼、工事の日程調整などの時間や手間も省けるでしょう。
火災保険を利用する
台風や強風により棟板金が飛散した場合、火災保険を利用できるか確認しましょう。
加入内容に「風災」が入っていれば、工事にかかる費用を保証してもらえるかもしれません。
ご自身の火災保険の「保障内容」や「免責金額」などを事前にしっかり確認することをおすすめします。
加入内容に「風災」が入っていれば、工事にかかる費用を保証してもらえるかもしれません。
ご自身の火災保険の「保障内容」や「免責金額」などを事前にしっかり確認することをおすすめします。
補助金・助成金を活用する
地域や修理内容によって、補助金や助成金を活用できる可能性があります。
対象となる工事や費用負担はケースバイケースなので、地元の役場もしくは地場の業者に相談してみましょう。
対象となる工事や費用負担はケースバイケースなので、地元の役場もしくは地場の業者に相談してみましょう。
棟板金の交換が必要になる原因
![錆の発生した板金屋根](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/IMG_4932.jpg)
内部の貫板が劣化したり、雨漏りが発生したりします。
棟板金を固定している釘が抜けてしまう主な原因は、熱膨張です。
金属は、温度変化により膨張や収縮を繰り返します。
季節の変化や昼夜の気温変化によって、棟板金も膨張と伸縮を繰り返し釘が少しずつ抜けてくるのです。
そのまま放置してしまうと、雨漏りが発生して家そのものに重大な被害が及ぶかもしれません。
症状が酷くなる前に、屋根の点検を依頼することが大切です。
点検内容は釘の打ち直しや棟板金の交換、貫板の交換などです。
適切なタイミングで棟板金の交換を検討しましょう。
棟板金の概要
![](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/IMG_E3662.jpg)
棟板金の役割は、屋根内部への雨水の浸入を防ぐことです。
棟板金の側面に釘を打ち、内部の貫板に固定させています。
注意点としては、経年使用により釘が少しずつ抜けてきます。
棟板金を交換する手順
![イメージシート](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/IMG_1156-e1691848956240.jpg)
【足場設置】
・高所でも安全に作業するため、作業用の足場を設置する
・騒音や振動が発生するため、近隣住民への配慮が必要
【既存の棟板金の撤去】
・釘抜きを使って棟板金を固定している釘を外し、既存の棟板金を撤去する
【貫板の交換】
・貫板が劣化している場合は交換する
・屋根材の種類や棟板金の重量に合わせて、適切なサイズと強度のものを選定する
【新しい棟板金の取り付け】
・既存の棟板金の形に合わせて加工する
・新規の棟板金を貫板の上にかぶせて釘で固定する
【シーリングの充填】
・棟板金と屋根材の継ぎ目などにシーリングを充填する
【足場の撤去】
・足場撤去の際にも、騒音や振動が発生するため近隣住民への配慮が必要
各手順を丁寧かつ確実に施工することが大切です。
棟板金を交換する際に注意すべきポイント
![調査写真](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/西-scaled.jpg)
・詐欺を警戒する
・DIYで交換しない
それぞれ解説していきます。
悪徳業者を警戒する
訪問営業による詐欺被害が散見されているため、注意が必要です。
「お宅の屋根、棟板金が浮いていて危ないですよ」
「すぐに点検しないと、取り返しのつかないことになるかもしれません」
「いまなら無料で点検いたします」
このように、施主の不安を煽って家の屋根を点検しようとします。
点検を許可すると、なにも異常がない屋根を施主に隠して人為的に壊すかもしれません。
その後、工事を依頼してしまうと高額な請求をされるケースもあります。
屋根の細かい不具合を地上から見つけることは困難なため、悪徳業者の嘘には騙されないでください。
知らない業者を屋根に登らせないことを徹底しましょう。
屋根の点検は訪問業者には依頼せず、信頼できる業者に任せましょう。
「お宅の屋根、棟板金が浮いていて危ないですよ」
「すぐに点検しないと、取り返しのつかないことになるかもしれません」
「いまなら無料で点検いたします」
このように、施主の不安を煽って家の屋根を点検しようとします。
点検を許可すると、なにも異常がない屋根を施主に隠して人為的に壊すかもしれません。
その後、工事を依頼してしまうと高額な請求をされるケースもあります。
屋根の細かい不具合を地上から見つけることは困難なため、悪徳業者の嘘には騙されないでください。
知らない業者を屋根に登らせないことを徹底しましょう。
屋根の点検は訪問業者には依頼せず、信頼できる業者に任せましょう。
DIYで対応しない
屋根工事は費用が高額になりがちなため、棟板金の交換をDIYで実施しようと考える方もいるかもしません。
棟板金のDIYを素人が実施するのは非常に危険なため、やめましょう。
屋根の上は傾斜があり滑りやすいため、転落のおそれがあります。
専門業者でも転落する恐れがあるため、基本的に足場を設置したり安全対策を施したりしたうえで作業にあたるものです。
仮に転落せずに施工できたとしても、素人のDIYでは施工クオリティも低くなるため、雨漏りのようなトラブルに発展しかねません。
棟板金の交換は、たしかな技術と経験を持った専門業者に依頼しましょう。
棟板金のDIYを素人が実施するのは非常に危険なため、やめましょう。
屋根の上は傾斜があり滑りやすいため、転落のおそれがあります。
専門業者でも転落する恐れがあるため、基本的に足場を設置したり安全対策を施したりしたうえで作業にあたるものです。
仮に転落せずに施工できたとしても、素人のDIYでは施工クオリティも低くなるため、雨漏りのようなトラブルに発展しかねません。
棟板金の交換は、たしかな技術と経験を持った専門業者に依頼しましょう。
棟板金の点検を適切におこなって交換費用を抑えよう
![](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/IMG_E3660.jpg)
・棟板金の交換費用が変動する要素
・交換費用を抑える方法
・交換が必要になる原因
・棟板金の概要
・交換する手順
・交換する際に注意すべきポイント
棟板金の交換は、屋根の耐久性を高めるための重要なメンテナンスです。
棟板金の交換費用について、正しい知識を持つことで交換費用を抑えられます。
さらに、悪徳業者に騙される心配も少なくなるでしょう。
本記事を参考に、棟板金の交換工事を依頼しましょう。
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