屋根断熱リフォームのメリット・デメリットは?遮熱についても解説
![屋根断熱材](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/S__2932767.jpg)
「屋根断熱と遮熱の違いってなに?」
屋根断熱を含めた大規模なリフォームを考えている方のなかには、上記のような悩みや疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。
屋根断熱は、室内の快適性を左右する非常に重要な役割を担っています。
屋根断熱が行われていないお家の場合、室内が断熱されなくなるので、寒くなってしまいます。
住まいの快適性を高めるためにも、これから屋根断熱を含めた大規模なリフォームを考えている方は、理解を深めておく必要があります。
本記事では屋根断熱するメリット・デメリット、屋根断熱と遮熱の違い、施工方法などについて解説します。
リフォームで屋根断熱するメリット
![屋根裏 断熱材](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/S__3965021.jpg)
・屋根裏の空間を活用しやすくなる
・吹き抜け、ロフトを作れる
・お家全体の暑さ対策に有効的である
それぞれ順番に見ていきましょう。
屋根裏の空間を有効活用しやすくなる
屋根断熱は、屋根の傾斜に沿って断熱材を入れていく工事になるため、天井裏のスペースが狭くなりません。
天井裏を物置や小部屋として活用している場合は、屋根断熱を実施しましょう。
天井裏を物置や小部屋として活用している場合は、屋根断熱を実施しましょう。
吹き抜け・ロフトを作れる
屋根断熱に実施することで、吹き抜けやロフトも作りやすくなります。
吹き抜けやロフトは、室内の開放性を高めるうえで効果的です。
もちろん屋根断熱を行わなくても吹き抜けやロフト自体は作れますが、ロフト内やお家の中が暑くなりやすくなり、快適には過ごしにくいです。
お家を吹き抜けにしたりロフトを作ったりしたい方は、屋根断熱をおすすめします。
吹き抜けやロフトは、室内の開放性を高めるうえで効果的です。
もちろん屋根断熱を行わなくても吹き抜けやロフト自体は作れますが、ロフト内やお家の中が暑くなりやすくなり、快適には過ごしにくいです。
お家を吹き抜けにしたりロフトを作ったりしたい方は、屋根断熱をおすすめします。
お家全体の暑さ対策に有効的である
お家全体の暑さ対策としても、屋根断熱は有効です。
屋根断熱を行うことで屋根から熱が伝わりにくくなり、お部屋の温度が外気に左右されにくくなるからです。
夏場は外からの熱が入りにくく冬場は室内の熱が外に逃げにくくなるため、室温管理もしやすくなります。
空調代の節約にもつながり、かつお家の中でも快適に暮らしやすくなるでしょう。
屋根断熱を行うことで屋根から熱が伝わりにくくなり、お部屋の温度が外気に左右されにくくなるからです。
夏場は外からの熱が入りにくく冬場は室内の熱が外に逃げにくくなるため、室温管理もしやすくなります。
空調代の節約にもつながり、かつお家の中でも快適に暮らしやすくなるでしょう。
リフォームで屋根断熱するデメリット
![断熱材](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/S__2932769.jpg)
・室内外の寒暖差により結露が発生する
・工事期間が長くなる
それぞれ順番に解説していきます。
室内外の寒暖差により結露が発生する
屋根断熱は屋根裏に断熱材を設けます。
屋根断熱の場合、室内外の寒暖差により結露が発生しやすくなります。
結露はお家の耐久性を下げる要因となってしまうため、発生しないよう十分に注意しておくことが大切です。
結露を防ぐためにも、窓を頻繁に開閉して換気を行いましょう。
屋根断熱の場合、室内外の寒暖差により結露が発生しやすくなります。
結露はお家の耐久性を下げる要因となってしまうため、発生しないよう十分に注意しておくことが大切です。
結露を防ぐためにも、窓を頻繁に開閉して換気を行いましょう。
工事期間が長くなる
屋根断熱は天井断熱に比べて施工面積が広くなるため、工事期間が長くなります。
お家が小さい場合、天井と屋根の施工面積がそれほど変わらないため工事期間も大きく変わることはありません。
リフォームでは工事費用を優先するのか、工事期間を優先するのかによって工事内容が変わってきます。
工事期間を短くするなら天井断熱を検討しましょう。
お家が小さい場合、天井と屋根の施工面積がそれほど変わらないため工事期間も大きく変わることはありません。
リフォームでは工事費用を優先するのか、工事期間を優先するのかによって工事内容が変わってきます。
工事期間を短くするなら天井断熱を検討しましょう。
リフォーム時に気になる屋根断熱と遮熱の違い
![屋根遮熱 シャネリア](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/UDWO8566-scaled.jpg)
リフォーム時に屋根断熱を考えている方は参考にしてください。
屋根断熱と遮熱の違い
断熱は、暑くなった屋根や外壁の熱をお家の中に伝わりづらくさせる効果があります。
一方で遮熱は熱を反射させることによって、室内の温度上昇を抑制させる役割を担っています。
室内の快適性を高めるためにも、熱を伝わりづらくさせる断熱性を徹底的に高めることが大切です。
断熱を実施しておけば、外の熱さが室内に伝わりにくくなるため冷暖房の効率も良くなり省エネ効果が期待できます。
遮熱は夏の日差しによる温度上昇を防ぐのに効果的です。
強い太陽光を跳ね返してくれるため、屋根の温度が上昇するのを軽減し、お家の中が暑くなるのを軽減できます。
一方で遮熱は熱を反射させることによって、室内の温度上昇を抑制させる役割を担っています。
室内の快適性を高めるためにも、熱を伝わりづらくさせる断熱性を徹底的に高めることが大切です。
断熱を実施しておけば、外の熱さが室内に伝わりにくくなるため冷暖房の効率も良くなり省エネ効果が期待できます。
遮熱は夏の日差しによる温度上昇を防ぐのに効果的です。
強い太陽光を跳ね返してくれるため、屋根の温度が上昇するのを軽減し、お家の中が暑くなるのを軽減できます。
屋根断熱と天井断熱の違い
屋根断熱とは屋根直下に断熱材を設けること、天井断熱とは天井の上側に断熱材を設けることです。
屋根断熱は天井断熱に比べて施工面積が増えるため、工事期間が延びやすくなります。
天井断熱は工事期間が比較的短いものの、機能性や施工面では天井断熱の方が優れています。
ただし天井に断熱材を設けないといけないため、天井内の空間が狭くなりやすいです。
屋根断熱は天井断熱に比べて施工面積が増えるため、工事期間が延びやすくなります。
天井断熱は工事期間が比較的短いものの、機能性や施工面では天井断熱の方が優れています。
ただし天井に断熱材を設けないといけないため、天井内の空間が狭くなりやすいです。
屋根断熱の施工方法
![下貼終了](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/4748565016752671138.1ca77f0b422f0d94c4c03a7e937e5eaf.22051009.jpg)
・外張り断熱
・充填断熱
それぞれの特徴を紹介します。
外張り断熱
外張り断熱は、柱の外側に断熱材を張る施工方法のことです。
建物全体を囲うことができるため、高い断熱性が期待できます。
外張り断熱は以下の2つに分かれます。
・湿式工法
・乾式工法
湿式工法とは、断熱材をコンクリートに接着させる工法のことです。
乾式工法とは、支持器具に断熱材を取り付ける工法のことです。
それぞれ施工方法が異なるので、違いについて確認しておきましょう。
建物全体を囲うことができるため、高い断熱性が期待できます。
外張り断熱は以下の2つに分かれます。
・湿式工法
・乾式工法
湿式工法とは、断熱材をコンクリートに接着させる工法のことです。
乾式工法とは、支持器具に断熱材を取り付ける工法のことです。
それぞれ施工方法が異なるので、違いについて確認しておきましょう。
充填断熱
充填断熱とは、垂木と垂木の間に断熱材を詰めていく工法のことです。
木造住宅に使用されることが多いことから、屋根断熱でも主流になっています。
充填断熱は外張り断熱に比べ、隙間が発生しやすいです。
外張り工法に比べて施工が難しいため、技術力が求められる施工方法でもあります。
木造住宅に使用されることが多いことから、屋根断熱でも主流になっています。
充填断熱は外張り断熱に比べ、隙間が発生しやすいです。
外張り工法に比べて施工が難しいため、技術力が求められる施工方法でもあります。
屋根の断熱リフォームがDIYより業者に依頼するのがおすすめ
![](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/IMG_3585-scaled.jpg)
そのためDIYで行うには危険性が高すぎます。
しっかりと断熱材を敷き詰められなければ、断熱材の間に隙間が発生して断熱効果が薄れます。
施工技術が低いと高性能な断熱材を入れても室内が過ごしにくい環境になるため、DIYよりも業者に依頼する方が安心です。
屋根の断熱リフォームで補助金・助成金は利用できる?
![施工中写真](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/IMG_3713-scaled.jpg)
たとえば下記のような制度を利用できる可能性があります。
・既存住宅における断熱リフォーム支援事業
・次世代省エネ建材の実証支援事業
・子育てエコホーム支援事業
・長期優良住宅化リフォーム推進事業
・先進的窓リノベ事業
制度ごとに対象者や条件が異なります。
屋根の断熱リフォームを依頼する前に各制度の詳細をチェックしておきましょう。
屋根の断熱リフォームを行い快適にすごそう
![](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/IMG_4242-scaled.jpg)
屋根断熱を実施すると屋根裏が過ごしやすくなったりお家全体の暑さ対策につながったりします。
ただし結露が発生しやすかったり、施工期間が長くなったりするなどのデメリットも挙げられます。
まずは屋根断熱の方法やメリット・デメリットを把握し、自分のニーズに合った方法で業者に依頼しましょう。
どちらが適切か判断しかねる場合は、業者に相談するのもおすすめです。