屋根の葺き替えでガルバリウム鋼板にするメリットとデメリット
![](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/3-2-2.jpg)
ガルバリウム鋼板は錆びにくく、耐用年数が長いという特徴があります。
一方、遮音性や断熱性が低い点はデメリットです。
ガルバリウム鋼板の屋根材に葺き替えするときには、良い面だけではなく悪い面も知っておくことが大切です。
本記事では、屋根の葺き替えでガルバリウム鋼板にするメリットとデメリットを詳しく紹介します。
工事手順や葺き替えをおこなうときの注意点も解説しているため、参考にしてください。
屋根の葺き替えでガルバリウム鋼板にするメリット
![](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/GVMM1460-scaled.jpg)
・耐用年数が長い
・耐震性に優れている
・錆びにくい
ガルバリウム鋼板は耐用年数が長いほか、耐震性にも優れている特徴があるため詳しく解説します。
耐用年数が長い
ガルバリウム鋼板の耐用年数は30〜40年です。
ガルバリウム鋼板に含まれる亜鉛は鉄の腐食を防止し、アルミは長い耐久性を誇っています。
屋根は住宅のなかでも紫外線や風雨の影響を受けやすいため、耐用年数が長いガルバリウム鋼板はおすすめの屋根材です。
耐用年数が長いとメンテナンスの頻度を減らせ、補修費用の節約にもつながります。
長く美観を維持できるところもメリットです。
ガルバリウム鋼板に含まれる亜鉛は鉄の腐食を防止し、アルミは長い耐久性を誇っています。
屋根は住宅のなかでも紫外線や風雨の影響を受けやすいため、耐用年数が長いガルバリウム鋼板はおすすめの屋根材です。
耐用年数が長いとメンテナンスの頻度を減らせ、補修費用の節約にもつながります。
長く美観を維持できるところもメリットです。
耐震性に優れている
ガルバリウム鋼板は金属屋根のなかでも薄くて軽いところが特徴的です。
屋根が重いと地震で住宅が揺れたときに負担がかかりやすくなります。
耐震性の向上を求めて重い屋根材である瓦屋根から、ガルバリウム鋼板へ変更するケースもあります。
地震大国の日本にとって耐震性の高さは重要です。
ガルバリウム鋼板屋根なら、揺れによる影響を少なくし住宅の負担を減らせます。
屋根が重いと地震で住宅が揺れたときに負担がかかりやすくなります。
耐震性の向上を求めて重い屋根材である瓦屋根から、ガルバリウム鋼板へ変更するケースもあります。
地震大国の日本にとって耐震性の高さは重要です。
ガルバリウム鋼板屋根なら、揺れによる影響を少なくし住宅の負担を減らせます。
錆びにくい
金属のガルバリウム鋼板は特殊な合金メッキを施しているため、錆びにくい点がメリットです。
一般的な金属屋根は軽い反面、錆びやすいデメリットがあります。
錆びると見た目が悪くなり、住宅が古びた印象になります。
金属屋根を検討して錆びを心配しているなら、ガルバリウム鋼板がおすすめです。
一般的な金属屋根は軽い反面、錆びやすいデメリットがあります。
錆びると見た目が悪くなり、住宅が古びた印象になります。
金属屋根を検討して錆びを心配しているなら、ガルバリウム鋼板がおすすめです。
屋根の葺き替えでガルバリウム鋼板にするデメリット
![](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/VDOD5268-scaled.jpg)
しかし、下記のようなデメリットがあるのも事実です。
・遮音性が低い
・断熱性が低い
ガルバリウム鋼板の屋根を検討している方は、悪い面も理解しておく必要があります。
遮音性が低い
ガルバリウム鋼板は金属のため、音が響きやすくなります。
とくに降雨量が多い地域は注意が必要です。
雨の音や振動で反響すると、ストレスを感じる可能性があります。
音に敏感な方は家のなかにいても落ち着かない場合があるため、別の屋根材も検討してください。
とくに降雨量が多い地域は注意が必要です。
雨の音や振動で反響すると、ストレスを感じる可能性があります。
音に敏感な方は家のなかにいても落ち着かない場合があるため、別の屋根材も検討してください。
断熱性が低い
ガルバリウム鋼板は断熱性が低い点がデメリットです。
熱を通しやすいため夏は室内が暑くなり、冬は冷気が入りやすく寒くなる可能性があります。
しかしガルバリウム鋼板の屋根にするときには、断熱材とセットになっている場合がほとんどです。
室内への影響を最大限に抑えられるため、季節を問わず快適に過ごせます。
熱を通しやすいため夏は室内が暑くなり、冬は冷気が入りやすく寒くなる可能性があります。
しかしガルバリウム鋼板の屋根にするときには、断熱材とセットになっている場合がほとんどです。
室内への影響を最大限に抑えられるため、季節を問わず快適に過ごせます。
ガルバリウム鋼板屋根の葺き方
![改修後](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/C6643597-8A80-4D42-86FF-7F5B7FB3FA76-scaled.jpg)
・横葺き
・縦葺き
それぞれ特徴や住宅の印象が異なるため、詳しく解説します。
横葺き
横葺きとは屋根材に対して横方向に並べる葺き方です。
多くの屋根で採用され、主流となっています。
横葺きはデザインと色のバリエーションが豊富で、スタイリッシュな見た目になる特徴があります。
ただし地面に対して平行に屋根材を並べていくため、雨水が流れにくい点はデメリットです。
多くの屋根で採用され、主流となっています。
横葺きはデザインと色のバリエーションが豊富で、スタイリッシュな見た目になる特徴があります。
ただし地面に対して平行に屋根材を並べていくため、雨水が流れにくい点はデメリットです。
縦葺き
縦葺きは屋根材に対して垂直に並べる葺き方です。
横葺きと異なり雨水が流れやすく、角度のゆるやかな屋根にもおすすめできます。
ただし、屋根が複雑な形状をしている場合には適していません。
横葺きと比べてデザインが限られる点もデメリットです。
横葺きと異なり雨水が流れやすく、角度のゆるやかな屋根にもおすすめできます。
ただし、屋根が複雑な形状をしている場合には適していません。
横葺きと比べてデザインが限られる点もデメリットです。
ガルバリウム鋼板屋根の葺き替え工事手順
![](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/SSTF2507-scaled.jpg)
・足場を設置する
・屋根を剥がす
・野地板を張り直す
・防水シートを設置する
・ガルバリウム鋼板屋根を張る
・足場を解体する
屋根の葺き替えは既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材に交換する工事です。
足場を設置したら今ある屋根を剥がしてきます。
下地となる野地板の傷みがひどい場合は、張り直しもおこないます。
新しい野地板を設置したら防水シート、ガルバリウム鋼板屋根の順に張り完成です。
屋根の葺き替えでガルバリウム鋼板にするときの注意点
![谷板金の取付](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/IMG_5718.jpg)
・ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーではない
・葺き替え工事は優良業者へ依頼する
ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えを検討している方は、参考にしてください。
ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーではない
耐久性の高いガルバリウム鋼板ですが、経年劣化は避けられません。
紫外線や風雨の影響を受けて色褪せや汚れ、傷などが生じます。
とくに、ガルバリウム鋼板は傷つきやすくへこみやすい特徴があります。
放置すると見た目が悪くなるほか、機能性にも悪影響です。
住宅自体の寿命が縮まる恐れもあるため、メンテナンスフリーでないことには要注意です。
紫外線や風雨の影響を受けて色褪せや汚れ、傷などが生じます。
とくに、ガルバリウム鋼板は傷つきやすくへこみやすい特徴があります。
放置すると見た目が悪くなるほか、機能性にも悪影響です。
住宅自体の寿命が縮まる恐れもあるため、メンテナンスフリーでないことには要注意です。
葺き替え工事は優良業者へ依頼する
悪徳業者へ葺き替え工事を依頼すると、ずさんな工事をしたり高額な請求をしたりとトラブルになる可能性があります。
なかでも、飛び込み営業や強引な屋根点検には注意が必要です。
ありもしない劣化症状を言われたり、許可なく屋根に登り傷をつけたりするケースがあります。
その場で契約を急かす場合もあるため、即決せずに一度相談することがおすすめです。
施工実績や口コミ評判から慎重に業者を選んでください。
なかでも、飛び込み営業や強引な屋根点検には注意が必要です。
ありもしない劣化症状を言われたり、許可なく屋根に登り傷をつけたりするケースがあります。
その場で契約を急かす場合もあるため、即決せずに一度相談することがおすすめです。
施工実績や口コミ評判から慎重に業者を選んでください。
優良業者を選ぶポイント
![](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/IMG_3585-scaled.jpg)
・施工実績が豊富にある
・資格を所有した職人が多数在籍している
・適正価格で提供している
屋根の葺き替えに関する実績が豊富にある業者は、さまざまな施工をしてきた証拠です。
在籍する職人が資格を所有していると、知識と技術を持ち合わせていることからより信頼できます。
屋根やさんは年間施工実績3,000棟以上を誇り、一級建築施工管理技士といった資格所有者も在籍しています。
さらに、必要な工事を適正価格で提供することがモットーです。
会社の利益だけを求めた工事ではなく、それぞれの住宅に合わせて最適なプランを提案しています。
金額が安すぎると品質が悪かったり、必要な工事を省略したりするケースもあるため、見積もり時には注意が必要です。
屋根の耐久性・耐震性を高めるならガルバリウム鋼板への葺き替えがおすすめ
![](https://uedabk.jp/wp-content/uploads/IMG_3588-scaled.jpg)
さらに耐用年数が長い特徴があり、屋根の美観を長持ちさせられます。
メンテナンスフリーではありませんが、耐久性の高さから補修工事の頻度を減らせる点はメリットです。
屋根の葺き替えでガルバリウム鋼板を検討しているなら、優良業者へ依頼する必要があります。
施工実績や口コミ評判をチェックし、信頼性の高い業者を選ぶことが大切です。
▼関連記事
ガルバリウム鋼板の特徴や屋根材に利用するメリット・デメリットを紹介