屋根カバー工法のメリット・デメリットと葺き替えとの違いを解説

「屋根カバー工法ってどうなのだろう?」
屋根の修理がしたいと思ったときに、屋根カバー工法について気になっている方もいるのではないでしょうか。
カバー工法とは、既存の屋根の上から新しい屋根材を取り付けるリフォーム方法のことです。
本記事では、屋根カバー工法について以下の点を中心に解説します。
・屋根カバー工法の概要
・屋根カバー工法と葺き替え工事の違い
・屋根カバー工法のメリット、デメリット
屋根カバー工法をおすすめする例・おすすめしない例についても解説していますので、ぜひ最後までご一読ください。
屋根カバー工法の概要

塗装のみ行う場合は色落ちや軽い傷を修繕できる程度ですが、カバー工法を行う場合は新しい屋根の取り付けを行うため、外観が一新されるうえ耐用年数も長くなります。
既存の屋根を取り外して新しいものに取り替える葺き替え(ふきかえ)よりも手軽に行える工事です。
屋根カバー工法では新規の屋根材を既存の屋根材の上から重ねるため、スレート屋根や金属屋根、アスファルトシングル屋根などの重量の軽い屋根材を使用します。
屋根カバー工法と葺き替え工事の違い

屋根カバー工法の場合は既存の屋根をそのまま使いますが、葺き替え工事の場合は撤去してから張り替えをするという違いがあります。
葺き替え工事の場合は工期が2~3週間ほどかかりますが、屋根カバー工法だと2週間程度で完了します。
既存の屋根の劣化が進んでいる場合や耐用年数を伸ばしたい場合は、新しく取り替える葺き替え工事がおすすめです。
屋根カバー工法のメリット

・費用を抑えられる
・工期を短縮できる
・防音性や断熱性、防水性が高まる
・騒音やホコリが発生する問題を軽減できる
・アスベストを含んだ屋根にも対応できる
屋根カバー工法のメリットを知ったうえで、このリフォーム方法で修繕するかどうか検討してください。
費用を抑えられる
屋根カバー工法は既存の屋根を取り外さずにそのまま使用するため、撤去費用がかからない分コストを抑えられます。
屋根材の処分にはそれなりに費用がかかってしまうので、既存の屋根をそのまま使う屋根カバー工法は経済的であり、ゴミの排出も抑制できるリフォーム方法です。
「自宅の屋根をキレイにしたいけれど、できるだけ費用は抑えたい」という方におすすめです。
屋根材の処分にはそれなりに費用がかかってしまうので、既存の屋根をそのまま使う屋根カバー工法は経済的であり、ゴミの排出も抑制できるリフォーム方法です。
「自宅の屋根をキレイにしたいけれど、できるだけ費用は抑えたい」という方におすすめです。
工期を短縮できる
屋根カバー工法の場合は、葺き替え工事と比べて工期を短縮できる点もメリットです。
既存の屋根を撤去する葺き替え工事の場合、取り外してから新しい屋根を取り付けるため、その分工期が長くなります。
一方で屋根カバー工法はそのまま屋根を取り付けるため、葺き替え工事よりも短い日数で工事が完了します。
工期が短くなることで手軽にリフォームができ、職人が稼働する日数も短くなるため人件費を抑えられるのもポイントです。
既存の屋根を撤去する葺き替え工事の場合、取り外してから新しい屋根を取り付けるため、その分工期が長くなります。
一方で屋根カバー工法はそのまま屋根を取り付けるため、葺き替え工事よりも短い日数で工事が完了します。
工期が短くなることで手軽にリフォームができ、職人が稼働する日数も短くなるため人件費を抑えられるのもポイントです。
防音性や断熱性、防水性が高まる
屋根カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねるため、防音性や断熱性、防水性を高められるメリットもあります。
屋根が二重構造となることで防音性が高まるため、大雨や台風のときにも雨音が響きにくくなり、快適に過ごせます。
既存の屋根と新しい屋根材の間に空気層ができることで、外から冷気が入りにくくなり、断熱性能を高められるのもポイントです。
屋根を重ね合わせることで防水効果が高められ、雨漏りの防止にもなります。
屋根が二重構造となることで防音性が高まるため、大雨や台風のときにも雨音が響きにくくなり、快適に過ごせます。
既存の屋根と新しい屋根材の間に空気層ができることで、外から冷気が入りにくくなり、断熱性能を高められるのもポイントです。
屋根を重ね合わせることで防水効果が高められ、雨漏りの防止にもなります。
騒音やホコリが発生する問題を軽減できる
屋根カバー工法の場合、葺き替え工事と比べて騒音やホコリの問題を軽減できるのもポイントです。
葺き替え工事の場合は既存の屋根を取り壊す必要があるため、どうしても工事の際の音が大きくなってしまいます。
工具を使った金属音は響き渡りやすく、周囲の方に迷惑をかけてしまう恐れがあります。
既存の屋根を撤去する際に、大量のホコリが舞い上がってしまうのも問題です。
しかし屋根カバー工法であれば古い屋根を取り外さずに済むので、周囲を気にせずリフォームを行えます。
葺き替え工事の場合は既存の屋根を取り壊す必要があるため、どうしても工事の際の音が大きくなってしまいます。
工具を使った金属音は響き渡りやすく、周囲の方に迷惑をかけてしまう恐れがあります。
既存の屋根を撤去する際に、大量のホコリが舞い上がってしまうのも問題です。
しかし屋根カバー工法であれば古い屋根を取り外さずに済むので、周囲を気にせずリフォームを行えます。
アスベストを含んだ屋根にも対応できる
屋根カバー工法は、アスベストを含んだ屋根に対応できるのもポイントです。
アスベストは繊維がとても細かいため飛散しやすく、人が吸引することで健康被害が起きる恐れがあります。
現在では使用が禁止されていますが、かつてスレート材や防音材、断熱材、保温材などにアスベストが使われていました。
既存の屋根や下地にアスベストを含む建材が使われていると、解体する際にアスベストが周囲に飛散する恐れがあるため、注意が必要であり施工費用も高額になります。
しかし、屋根カバー工法の場合は既存の屋根を撤去しないため、アスベストが飛散するのを抑制できます。
アスベストは繊維がとても細かいため飛散しやすく、人が吸引することで健康被害が起きる恐れがあります。
現在では使用が禁止されていますが、かつてスレート材や防音材、断熱材、保温材などにアスベストが使われていました。
既存の屋根や下地にアスベストを含む建材が使われていると、解体する際にアスベストが周囲に飛散する恐れがあるため、注意が必要であり施工費用も高額になります。
しかし、屋根カバー工法の場合は既存の屋根を撤去しないため、アスベストが飛散するのを抑制できます。
屋根カバー工法のデメリット

・耐震性に影響を与える場合がある
・瓦屋根は屋根カバー工法が使えない
・劣化している場合は葺き替え工事が必要
屋根カバー工法でのリフォームを検討している方は、デメリットも把握したうえで判断してみてください。
耐震性に影響を与える場合がある
屋根カバー工法を行うデメリットは、屋根を重ねるため重心が高くなり耐震性に影響を与える場合があることです。
屋根カバー工法の場合は既存の屋根の上に新しい屋根材を取り付けるため、その分重さが加わります。
しかし、軽量な金属屋根材を使えば重さはそれほど変わらないので、過度な心配をする必要はありません。
屋根カバー工法の場合は既存の屋根の上に新しい屋根材を取り付けるため、その分重さが加わります。
しかし、軽量な金属屋根材を使えば重さはそれほど変わらないので、過度な心配をする必要はありません。
瓦屋根には屋根カバー工法が使えない
自宅が瓦屋根の場合は、屋根カバー工法は使えません。
瓦屋根は波型の形状であったり厚みがあったりするため、上から屋根をかぶせるカバー工法は不向きです。
そのため瓦屋根が設置されている家はカバー工法ではなく、既存の屋根を取り外す「葺き替え工事」で修繕する必要があります。
瓦屋根は波型の形状であったり厚みがあったりするため、上から屋根をかぶせるカバー工法は不向きです。
そのため瓦屋根が設置されている家はカバー工法ではなく、既存の屋根を取り外す「葺き替え工事」で修繕する必要があります。
劣化している場合は葺き替え工事が必要
屋根材の劣化が進んでいる場合は、カバー工法よりも葺き替え工事がおすすめです。
下地が劣化している場合は修繕が必要なため、既存の屋根をそのまま使い、新しい屋根材をかぶせるカバー工法は不向きです。
まずは古い屋根材を取り外し、下地から作り直す必要があります。
屋根の内部の劣化が進んでいると工事の手間がかかりコストもかさむので、定期的にメンテナンスを行うことをおすすめします。
下地が劣化している場合は修繕が必要なため、既存の屋根をそのまま使い、新しい屋根材をかぶせるカバー工法は不向きです。
まずは古い屋根材を取り外し、下地から作り直す必要があります。
屋根の内部の劣化が進んでいると工事の手間がかかりコストもかさむので、定期的にメンテナンスを行うことをおすすめします。
屋根カバー工法をおすすめする例

・屋根の下地が劣化していない
・瓦屋根でない
・費用を抑えたい
・屋根にアスベストが含まれている
・リフォームをする家に数十年ほど住む予定である
下地が劣化していない場合は、既存の屋根をそのまま使えるため、カバー工法がおすすめです。
カバー工法の場合は撤去費用がかからないため、できるだけ費用を抑えてリフォームをしたいという方にも向いています。
既存の屋根にアスベストが含まれている場合も、カバー工法であれば撤去工事が不要なため飛散を防げます。
屋根カバー工法をおすすめしない例

・下地の劣化が進んでいる
・瓦屋根が使われている
・一度屋根カバー工法で修理を行っている
・20年以上住み続ける予定である
・将来的に増改築する可能性がある
劣化が進んでしまっている場合は下地の修繕をする必要があるため、既存の屋根の上に新しい屋根材をかぶせるカバー工法は向いていません。
カバー工法は一度しかできないため、すでにカバー工法を使ってリフォームしている場合は再度施工できません。
数十年以上同じ家に住み続ける場合は、耐用年数が長い葺き替え工事の方がおすすめです。
増改築前に屋根カバー工法でリフォームをすると、後から修繕した屋根をはがさなければならず、余計なコストがかかってしまいます。
屋根をカバー工法でリフォームする際の費用の変動要素

・使用する屋根材や防水紙のグレード
・屋根の面積が広い、特殊な形
・足場の設置状況や運搬のしやすさ
どのような場合に費用に差が出るのか解説しますので、これから屋根をリフォームされる方は参考にしてください。
使用する屋根材や防水紙のグレード
カバー工法でリフォームする場合、屋根材や防水紙のグレードによって費用に差が出ます。
ガラス繊維にアスファルトを混ぜて作られる屋根材のアスファルトシングルは、比較的手ごろな価格で購入できます。
一方で、金属が使われる金属屋根になると価格が高くなり、より頑丈で耐久性が高いガルバリウム鋼板は特に高価です。
屋根材の下に敷いて浸水を防ぐ防水シートにもグレードがあり、耐久性が高いほど価格が上がります。
それぞれの屋根材や防水紙の特徴や耐久性を比較し、希望に合ったものを選びましょう。
ガラス繊維にアスファルトを混ぜて作られる屋根材のアスファルトシングルは、比較的手ごろな価格で購入できます。
一方で、金属が使われる金属屋根になると価格が高くなり、より頑丈で耐久性が高いガルバリウム鋼板は特に高価です。
屋根材の下に敷いて浸水を防ぐ防水シートにもグレードがあり、耐久性が高いほど価格が上がります。
それぞれの屋根材や防水紙の特徴や耐久性を比較し、希望に合ったものを選びましょう。
屋根の面積が広い・特殊な形
屋根の面積が広い場合や特殊な形状の屋根の場合、施工費用が相場より高くなる傾向にあります。
屋根が二面である切妻屋根は費用を抑えられますが、四面で構成される寄棟屋根などは費用が高くなります。
また複雑な形状の屋根の場合は施工の手間がかかるため、追加費用がかかる可能性が高いでしょう。
そのため施工をする前に、あらかじめ屋根のリフォーム費用がいくらかかるか見積もりを出してもらうのがおすすめです。
屋根が二面である切妻屋根は費用を抑えられますが、四面で構成される寄棟屋根などは費用が高くなります。
また複雑な形状の屋根の場合は施工の手間がかかるため、追加費用がかかる可能性が高いでしょう。
そのため施工をする前に、あらかじめ屋根のリフォーム費用がいくらかかるか見積もりを出してもらうのがおすすめです。
足場の設置状況や運搬のしやすさ
3階建ての建物や面積が広い場合、足場を多く組む必要があるため足場にかかる費用が高くなります。
また建物の周辺の道路が狭い場合や、細い路地で奥まった土地にある場合、足場の搬入に時間がかかるため金額が上がってしまいます。
屋根のリフォームをする場合は足場代も含めて見積書を作成してもらい、全体でいくらかかるか把握しておきましょう。
また建物の周辺の道路が狭い場合や、細い路地で奥まった土地にある場合、足場の搬入に時間がかかるため金額が上がってしまいます。
屋根のリフォームをする場合は足場代も含めて見積書を作成してもらい、全体でいくらかかるか把握しておきましょう。
屋根カバー工法でよく利用される屋根材

・金属屋根
・アスファルトシングル
・ジンカリウム石粒吹付け屋根材
それぞれの特徴を解説しますので、屋根のリフォームをする際に参考にしてみてください。
金属屋根
既存の屋根の上に新しい屋根材を取り付けるカバー工法でリフォームする場合、屋根の重さが増すため、軽量な金属屋根がおすすめです。
金属屋根は錆にくいため、長く使い続けられるものでメンテナンスの手間を省きたい方におすすめしたい屋根材です。
また金属屋根を上から被せることで、断熱性や遮音性も高められます。
ただアスファルトシングルよりは価格が高くなるので、予算を考慮したうえで検討してみてください。
金属屋根は錆にくいため、長く使い続けられるものでメンテナンスの手間を省きたい方におすすめしたい屋根材です。
また金属屋根を上から被せることで、断熱性や遮音性も高められます。
ただアスファルトシングルよりは価格が高くなるので、予算を考慮したうえで検討してみてください。
アスファルトシングル
金属屋根と同様にアスファルトシングルも軽量な素材のため、屋根の総重量を抑えられ耐震性を保てます。
おしゃれなデザインのものが多く、リフォームすることで見た目を刷新できます。
アスファルトシングルは柔らかいため割れにくく、腐食しにくいのもメリットです。
また金属屋根よりも安価なため、できるだけコストを抑えたい方におすすめです。
ただ吹き付けてある石材が時間経過により少しずつ落下してくることと、アスファルトシングルを取り扱える職人が少ないというデメリットもあります。
おしゃれなデザインのものが多く、リフォームすることで見た目を刷新できます。
アスファルトシングルは柔らかいため割れにくく、腐食しにくいのもメリットです。
また金属屋根よりも安価なため、できるだけコストを抑えたい方におすすめです。
ただ吹き付けてある石材が時間経過により少しずつ落下してくることと、アスファルトシングルを取り扱える職人が少ないというデメリットもあります。
ジンカリウム石粒吹付け屋根材
ジンカリウム鋼板とも呼ばれる「ジンカリウム石粒吹付け屋根材」は、金属鋼板の表面に天然の石粒が吹き付けられた屋根材のことです。
軽量であることと、温かみのある見た目や質感が特徴です。
また表面に石材が乗っているため、金属屋根と比べて雨音を軽減できるのもメリットといえます。
ただ金属鋼板の上に石粒を吹き付けている分、金属屋根よりも重量が重くなり、価格も上がります。
軽量であることと、温かみのある見た目や質感が特徴です。
また表面に石材が乗っているため、金属屋根と比べて雨音を軽減できるのもメリットといえます。
ただ金属鋼板の上に石粒を吹き付けている分、金属屋根よりも重量が重くなり、価格も上がります。
屋根をカバー工法で施工する際の手順

・棟板金を撤去する
・高圧洗浄をする
・防水紙を張り付ける
・屋根材を取り付ける
・棟板金を設置する
・コーキング処理を行う
それぞれの工程でどのような作業をするのか、また注意点についても解説しますので、リフォーム方法が気になっている方はチェックしてみてください。
棟板金を撤去する
まずは棟板金(屋根の面と面の接合部分に被せている板金)を取り外します。
このときに棟板金の下に設置してある貫板も一緒に撤去します。
屋根に積もった雪が落下するのを防ぐ雪止めを設置している場合は、あわせて取り外しておきましょう。
このときに棟板金の下に設置してある貫板も一緒に撤去します。
屋根に積もった雪が落下するのを防ぐ雪止めを設置している場合は、あわせて取り外しておきましょう。
高圧洗浄をする
次に屋根の表面に付いた苔や藻、汚れを取り除くため、高圧洗浄機で洗浄します。
屋根の洗浄をしないまま施工してしまうと、施工の品質の低下につながるため、しっかり洗い流しておきましょう。
ただ衝撃に弱い屋根材の場合は、高圧洗浄機を使用せずホースを使って水洗いを行います。
屋根の洗浄をしないまま施工してしまうと、施工の品質の低下につながるため、しっかり洗い流しておきましょう。
ただ衝撃に弱い屋根材の場合は、高圧洗浄機を使用せずホースを使って水洗いを行います。
防水紙を張り付ける
続いて屋根材を取り付ける前に、防水紙(ルーフィング)を張り付けます。
防水紙は屋根のすき間から入った雨水の浸入を防ぐ効果があります。
すき間ができないよう防水紙同士を10cmほど重ね、棟先から棟に向かって張っていくのがポイントです。
防水紙は屋根のすき間から入った雨水の浸入を防ぐ効果があります。
すき間ができないよう防水紙同士を10cmほど重ね、棟先から棟に向かって張っていくのがポイントです。
屋根材を取り付ける
防水紙を張り付けたら、その上に屋根材を取り付けます。
防水紙と同じように棟先から棟に向かって張り付け、すき間ができないように設置していきます。
防水紙と同じように棟先から棟に向かって張り付け、すき間ができないように設置していきます。
棟板金を設置する
屋根材を設置したら、取り外した貫板と棟板金を取り付けます。
貫板の両側にスポンジやシールテープを貼り付け、雨水の浸入をしっかり防ぎましょう。
屋根の頂点にある棟板金は風の影響を受けやすいため、しっかり固定しておきます。
貫板の両側にスポンジやシールテープを貼り付け、雨水の浸入をしっかり防ぎましょう。
屋根の頂点にある棟板金は風の影響を受けやすいため、しっかり固定しておきます。
コーキング処理を行う
最後に棟板金の周面をテープで養生してから、境目にコーキング剤を補填してコーキング処理を行います。
つなぎ目をコーキング処理することで防水性を高められ、雨漏りを防止できます。
つなぎ目をコーキング処理することで防水性を高められ、雨漏りを防止できます。
屋根カバー工法の施工事例

カバー工法をするとどのように変わるのか気になる方は参考にしてみてください。
施工事例1





施工前は屋根の表面の塗装が全体的に剥がれており、経年劣化の跡が見て取れます。
施工後は新しい屋根材を取り付けたことで、外観が一新されました。
屋根をリフォームするだけで、建物全体の印象が大きく変わることがよくわかる事例です。
施工事例2
After


この事例は屋根に不具合があったため、リフォームをしたという経緯です。
カバー工法を行ったことで、新品同様のキレイな外観になりました。
このように建物の上部に取り付ける屋根を刷新することで、全体の見た目も大きく変化します。
屋根カバー工法のメリット・デメリットを把握し修理を検討しよう

しかし、屋根を重ねるため重量が増してしまう、瓦屋根には使えないといったデメリットもあります。
屋根カバー工法のメリットとデメリットの両方を知ったうえで、自宅の屋根をどの方法でリフォームするか検討してください。
屋根のリフォームをする際は事前に現場調査をしてもらい、既存の屋根の状態を確認してからリフォーム方法を決めましょう。
▼関連リンク
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