屋根修理業者の探し方は？種類や選び方、悪徳業者など注意点を解説
「屋根板がひび割れていて危ない」
「でも、どうやって屋根修理業者を探せば良いのだろう」
屋根修理業者を探す必要があるものの、どこに頼んだら良いのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
本記事では屋根修理業者の探し方や、以下の内容について解説します。
・屋根修理業者の種類
・屋根修理業者の選び方
・強引な訪問営業をしてくる業者は大丈夫か
どうやって業者を探すのか、選び方や注意点などについて解説していますので、ぜひ読んでみてください。
屋根修理業者を探す主な方法を5つ紹介します。
・自治体に紹介してもらう
・知人に紹介してもらう
・ハウスメーカーやホームセンターに相談する
・チラシやホームページなどから探す
・専門業者に依頼する
屋根修理業者を探す方法についてそれぞれ解説しますので、ご自宅の環境に合った探し方をチェックしてみてください。
自治体によっては屋根などの修理に対応している業者を紹介してもらえる場合があります。
怪しくないかどうかを自治体が審査し、実績が認められている業者もいるため悪徳業者に遭うリスクは低いです。
一方で、紹介されている業者の得意分野が修理してほしい内容に適していない場合や、自治体が業者を紹介していない場合もあります。
屋根修理に詳しい人や屋根修理を業者に依頼したばかりの知人がいれば、紹介してもらう方法もあります。
知人からのリアルな口コミも、依頼するかどうかの判断材料になります。
ただし業者の提案や対応が自分の希望通りでなかったとしても、知人の紹介だからこそ断りにくいこともある点は留意しましょう。
ホームセンターで相談にのってもらうのも選択肢のひとつとなります。
ハウスメーカーは家の構造に詳しいです。
家を建ててもらったハウスメーカーとはすでに知り合いなので、屋根修理の連絡もしやすいのではないでしょうか。
連絡が難しい場合は他のハウスメーカーに相談するのもおすすめです。
ポスティングされたチラシや道路沿いの看板で、屋根修理業者の宣伝を見かけることがあります。
自社ホームページや口コミの有無など、広告の内容以外の情報を詳しく調べてから問い合わせるのがおすすめです。
インターネットでは以下の探し方もできます。
・インターネット検索で屋根修理業者を探す
・国土交通省のサイト「住宅リフォーム事業者団体登録制度」で検索する
・ポータルサイトやマッチングサイトを利用する
外出する時間があまり取れない方も、このような方法で業者探しができます。
屋根修理を専門に行っている業者もあります。
屋根の修理に関しての知識も高く、経験豊富な職人や屋根専門の有資格者が多いです。
クオリティの高い施工をしてもらえるので、誰に相談したら良いのかわからない方や確実に頼れる業者に修理してもらいたい方は、専門業者への依頼を検討してみましょう。
屋根の修理に対応している業者には、専門の業者や他の施工も対応しているなど、さまざまなタイプがあります。
主に挙げられるのは以下6つの業者です。
・建築板金会社
・瓦工事会社
・防水工事会社
・工務店、ハウスメーカー
・リフォーム業者
・塗装業者
それぞれ得意分野が異なります。
業者ごとに持っている特徴を詳しく紹介します。
建築板金会社は、ガルバリウム鋼板やトタンなど金属屋根の工事を行う業者です。
屋根修理を専門としている業者が多いですが、業者によっては塗装もしているなど、建築板金会社に分類されている会社でも得意分野が若干異なることもあります。
「全日本板金工業組合連合会」に所属している建築板金会社は、連合会のホームページに各業者のサイトが紹介されています。
瓦工事会社は屋根の瓦の葺き替えを専門とする業者です。
近年は金属屋根への葺き替えなど瓦以外の素材の葺き替えを行っているところが増えてきています。
「全日本瓦工事業連盟」に所属している瓦工事会社は、同連盟のホームページに掲載されています。
防水工事会社は、防水層の工事を行う業者です。
戸建て住宅やマンションの屋根・バルコニーなど、雨漏りの対策や防水の施工などを行います。
「防水工事業協同組合」に所属している防水工事会社は、同組合のホームページに掲載されています。
工務店・ハウスメーカーは建物の新築や増改築、リフォームなどの工事を行う業者です。
施工後もアフターフォローや保証など、さまざまな対応を行っています。
業者によってはCMで見聞きしたことがある、知名度の高いところもあるため安心感があります。
全国規模の工務店・ハウスメーカーなら、お住まいの近くに支店がある可能性も高く相談しやすいのも魅力です。
リフォーム業者は既存のお家をあたらしく修理する・建て替えることに長けています。
修理や塗装など、一社で幅広い種類の工事に対応しているところも多くあります。
ただし業者によって対応できること・できないことは異なりますので、事前に業務内容や施行事例などをホームページでチェックしておきましょう。
塗装業者は、建物の屋根や外壁の塗装などを行う業者です。
業者によっては塗装だけでなく、屋根の修理も対応している場合もあります。
また取り扱っている塗料も業者によって異なります。
塗料にこだわりがある場合は取り扱いがあるか事前に業者へ確認を取りましょう。
屋根修理に対応できる業者を選ぶ際は決め手や注意点もチェックしておきましょう。
・屋根修理の内容からどの業者を選ぶか決める
・業者に関する情報を集める
・業者の対応に違和感がないか見る
・即決せず慎重に決める
以上のポイントや注意点について解説します。
得意分野は業者によって異なります。
業者にとっての不得意分野で修理を依頼してしまうと、思っていたよりクオリティの低い結果となりかねません。
そのため施主である自分や家族が屋根の状況をしっかりとチェックすることが重要です。
状況からどのような修理が必要なのかがわかれば、対応できる業者も選びやすくなります。
インターネット検索や会社の外観を直接見に行くなどの方法で業者の情報を集めましょう。
特に以下のことを調べておくのがポイントです。
・会社のホームページはあるか
・所在地に会社があるか
・口コミはあるか
・どんな資格を持っているか
・資格所有者は何人いるか
以上の情報があまり見つからない場合は、本当にその業者へ依頼するべきか慎重に考えましょう。
業者に問い合わせてみて担当者の対応に違和感がないかなども、選ぶ際に気をつけたいポイントです。
電話での対応はもちろん、現地調査に立ち会ったときの対応をチェックするのもおすすめです。
こちらから質問してもていねいに対応してくれるか意識してみましょう。
不快な対応をされたなどの違和感があれば、その後も不満の残る対応をされるかもしれません。
屋根修理業者を決める際は慎重に検討しましょう。
業者によっては強引な営業をしてくることもあります。
誠実に活動を行っている業者であれば、強引な営業をすることはまずありません。
その場で契約を決めず、慎重に考えることが大切です。
強引な営業を行ってくる業者とはどのようなものか解説します。
屋根修理業者が訪問してくる場合もあります。
誠実な業者や大手業者が飛び込み営業をするケースがあるので、訪問してくる業者がすべて悪徳業者だとは言い切れません。
ただし、以下の特徴に当てはまる業者は要注意です。
・断っても出ていくように言っても居座り、退去しない
・「すぐ修理しないと危ないですよ」など、不安を煽る
・「今ここで契約すれば大幅値引きします」など、その場での契約を迫ってくる
「家族が帰ってきてから相談したい」など、その場で契約しないことが重要です。
業者がどうしても退去しない場合は、警察への通報も視野に入れましょう。
本記事では屋根修理業者の探し方についてご紹介しました。
探し方を理解していれば、自宅の状況に合った屋根修理業者を見つけられます。
これからも快適に住み続けるため、大切な家をまかせられる業者に屋根を修理してもらいましょう。
