ベランダやバルコニーの雨漏りはなぜ発生する?原因と対処法を紹介
ベランダ、バルコニーの雨漏りは、屋外なのでつい放置しがちになってしまいます。
小さなひびや亀裂には気が付くものの、応急処置や業者に相談したりすることはないと思っている人も多いのではないでしょうか。
問題をそのままにしておくと大きな被害やトラブルの原因になり、費用も莫大になってしまいます。
本記事ではベランダやバルコニーの雨漏りの原因、雨漏りが起きやすい箇所、雨漏りした際の対処法を紹介します。
ぜひベランダ、バルコニーの雨漏りが気になる人は参考にしてみてください。
小さなひびや亀裂には気が付くものの、応急処置や業者に相談したりすることはないと思っている人も多いのではないでしょうか。
問題をそのままにしておくと大きな被害やトラブルの原因になり、費用も莫大になってしまいます。
本記事ではベランダやバルコニーの雨漏りの原因、雨漏りが起きやすい箇所、雨漏りした際の対処法を紹介します。
ぜひベランダ、バルコニーの雨漏りが気になる人は参考にしてみてください。
雨漏りが発生する原因
ベランダやバルコニーの雨漏りの主な原因はベランダ床、腰壁・笠木、掃き出し窓の劣化やひび割れです。
それぞれ詳しく紹介します。
それぞれ詳しく紹介します。
ベランダの床
雨漏りしている箇所として多いのが、ベランダの床です。
ベランダやバルコニーは屋外なので、紫外線や太陽光によってもベランダ床が劣化することもあります。
またベランダやバルコニーに出入りするだけでベランダ床は摩耗し、ダメージになるのです。
床材の経年劣化やひび割れ、塗膜の劣化が起こり、雨漏りにつながります。
ベランダやバルコニーは屋外なので、紫外線や太陽光によってもベランダ床が劣化することもあります。
またベランダやバルコニーに出入りするだけでベランダ床は摩耗し、ダメージになるのです。
床材の経年劣化やひび割れ、塗膜の劣化が起こり、雨漏りにつながります。
腰壁、笠木
腰壁・笠木も雨漏りの原因となる箇所です。
紫外線や雨、風の影響を受けやすく、劣化しやすいため、雨漏りにつながりやすいです。
特にビスのゆるみ、シーリングの劣化、笠木の浮き、サビによる穴はそこから雨が入り込みます。
紫外線や雨、風の影響を受けやすく、劣化しやすいため、雨漏りにつながりやすいです。
特にビスのゆるみ、シーリングの劣化、笠木の浮き、サビによる穴はそこから雨が入り込みます。
掃き出し窓
掃き出し窓の窓枠は、コーキングの劣化から雨が入ることがよくあります。
窓枠付近を注意深く観察し、ひび割れがないかを確認しておきましょう。
ほかにも窓の引き違い部分や窓枠の周囲やサッシの接合部分にある隙間、ビート材の劣化も雨漏りが発生します。
窓枠付近を注意深く観察し、ひび割れがないかを確認しておきましょう。
ほかにも窓の引き違い部分や窓枠の周囲やサッシの接合部分にある隙間、ビート材の劣化も雨漏りが発生します。
排水溝
排水溝も、雨漏りの原因として挙げられる箇所です。
外から飛んでくる枯れ葉や植木鉢からこぼれた土、洗濯物に付いているホコリ・糸くずなどのゴミが排水溝の周囲に溜まると、詰まりが起こります。
排水溝の詰まりに気づかずにいると、ベランダの水はけが悪く不衛生なだけでなく、雨漏りにつながるのです。
経年劣化で排水溝の流れが不良となる場合も少なくありません。
外から飛んでくる枯れ葉や植木鉢からこぼれた土、洗濯物に付いているホコリ・糸くずなどのゴミが排水溝の周囲に溜まると、詰まりが起こります。
排水溝の詰まりに気づかずにいると、ベランダの水はけが悪く不衛生なだけでなく、雨漏りにつながるのです。
経年劣化で排水溝の流れが不良となる場合も少なくありません。
ベランダ・バルコニーで雨漏りを起こしやすい箇所
「雨漏りしているかもしれない」と思ったら、まずはどこで雨漏りが起きているかを特定しましょう。
以下の箇所が一般的に雨漏りを起こしやすい箇所です。
・防水層
・笠木
・腰壁
・掃き出し窓
・排水溝
・施工ミスが起こっているベランダ
詳しく解説します。
以下の箇所が一般的に雨漏りを起こしやすい箇所です。
・防水層
・笠木
・腰壁
・掃き出し窓
・排水溝
・施工ミスが起こっているベランダ
詳しく解説します。
防水層
防水層が劣化すると継ぎ目などに雨水が浸入しやすいため、雨漏りを引き起こしやすいです。
ベランダを歩く頻度や物を置いている期間が多い場合も、防水部分の塗装がひび割れたり剥がれたりして、雨漏りにつながります。
ベランダを歩く頻度や物を置いている期間が多い場合も、防水部分の塗装がひび割れたり剥がれたりして、雨漏りにつながります。
笠木
笠木は金属ですが、古いタイプはその下に木が入っていることも。
そのため下地シートや木の部分が腐って雨漏りを起こしている可能性も考えられます。
笠木が原因の雨漏りは、このような場合も起こります。
・笠木を留めているクギの穴や、重ね合わせた部分に隙間ができた
・ビスや接合部分のシーリングが劣化していた
・ビスに錆びや緩みがあった
・笠木に錆びや穴があった
隙間から雨水が浸入することで、雨漏りするのです。
そのため下地シートや木の部分が腐って雨漏りを起こしている可能性も考えられます。
笠木が原因の雨漏りは、このような場合も起こります。
・笠木を留めているクギの穴や、重ね合わせた部分に隙間ができた
・ビスや接合部分のシーリングが劣化していた
・ビスに錆びや緩みがあった
・笠木に錆びや穴があった
隙間から雨水が浸入することで、雨漏りするのです。
腰壁
腰壁は目に付くところではないので、点検をつい怠ってしまいます。
しかし雨漏りしていることが多いので「雨漏り?」と思った際は見てみましょう。
原因は塗膜、目地シーリングの劣化、クラックです。
笠木から腰壁に伝わり、雨漏りを引き起こすこともあるので、注意しましょう。
しかし雨漏りしていることが多いので「雨漏り?」と思った際は見てみましょう。
原因は塗膜、目地シーリングの劣化、クラックです。
笠木から腰壁に伝わり、雨漏りを引き起こすこともあるので、注意しましょう。
掃き出し窓
掃き出し窓も雨漏りを引き起こすことが少なくありません。
窓枠周り ( シールの劣化 )、引き違い部の隙間、外壁のひび割れなどは特に注意深く確認しましょう。
下端の窓枠より外側に防水層がある構造の建物の場合は、防水層に不具合が起こることもあります。
窓枠周り ( シールの劣化 )、引き違い部の隙間、外壁のひび割れなどは特に注意深く確認しましょう。
下端の窓枠より外側に防水層がある構造の建物の場合は、防水層に不具合が起こることもあります。
排水溝
排水溝(ドレイ)は、外から飛んでくる葉っぱや洗濯物のホコリなどのゴミが溜まりやすいです。
掃除をしない状態が続いた場合や排水溝自体が劣化している場合は詰まって排出できなくなるため、雨漏りが起こります。
物でふさがれている場合も圧力がかかって、排水管の結合部分から漏れることがあります。
掃除をしない状態が続いた場合や排水溝自体が劣化している場合は詰まって排出できなくなるため、雨漏りが起こります。
物でふさがれている場合も圧力がかかって、排水管の結合部分から漏れることがあります。
施工ミスが起こっているベランダ
ベランダ自体が施工ミスしている場合も、雨漏りにつながります。
ベランダで排水処理をする必要があるため、床が傾いた状態で施工されているのが通常の状態です。
しかし勾配異常や適切な防水処理がされていないなどのミスがあると排水不良が起こり、防水層の劣化や雨漏りが起こります。
「新築で掃除もしているのに雨漏りしている」などの場合は、ベランダの施工ミスが考えられます。
後述する応急処置でも対応できないため、業者に相談するのがおすすめです。
ベランダで排水処理をする必要があるため、床が傾いた状態で施工されているのが通常の状態です。
しかし勾配異常や適切な防水処理がされていないなどのミスがあると排水不良が起こり、防水層の劣化や雨漏りが起こります。
「新築で掃除もしているのに雨漏りしている」などの場合は、ベランダの施工ミスが考えられます。
後述する応急処置でも対応できないため、業者に相談するのがおすすめです。
雨漏りの可能性が高い症状
点検する際は、以下のような箇所を特に注意してみましょう。
・防水層に亀裂がある
・笠木が外れかけている
・接続部に隙間ができている
・腰壁が黒ずみ腐食している
・外装材に黒い染みや腐食がある
・ベランダの下の部屋にシミがある
・クロスの剥がれや浮きが見られる
・ベランダの軒天井にシミがある
・軒下の塗装がはがれている
雨漏りしている可能性が高いところは、念入りに確認しましょう。
・防水層に亀裂がある
・笠木が外れかけている
・接続部に隙間ができている
・腰壁が黒ずみ腐食している
・外装材に黒い染みや腐食がある
・ベランダの下の部屋にシミがある
・クロスの剥がれや浮きが見られる
・ベランダの軒天井にシミがある
・軒下の塗装がはがれている
雨漏りしている可能性が高いところは、念入りに確認しましょう。
ベランダやバルコニーが雨漏りした場合の対処法
ベランダやバルコニーが雨漏りしていたら、とりあえず簡易的な応急処置を施します。
自分で応急処置を行う場合の流れをご紹介します。
落ち着いたら、業者にきちんと依頼して原因を追求し、修理してもらいましょう。
自分で応急処置を行う場合の流れをご紹介します。
落ち着いたら、業者にきちんと依頼して原因を追求し、修理してもらいましょう。
ブレーカーを落とす
応急処置をする前に、雨漏りしている部屋が漏電している危険性があるため、ブレーカーを落としましょう。
電気を使わない状況にしてから、応急処置で使う道具の準備を行うと安全です。
電気を使わない状況にしてから、応急処置で使う道具の準備を行うと安全です。
バケツを用意する
雨漏りで落ちてくる水を受けるため、バケツを用意します。
事前にブルーシートや新聞紙を敷いてバケツの中にタオルを入れておくと、水滴の飛び散りを最小限に抑えられるのでおすすめです。
事前にブルーシートや新聞紙を敷いてバケツの中にタオルを入れておくと、水滴の飛び散りを最小限に抑えられるのでおすすめです。
排水溝を掃除する
排水溝がつまっているとそこから雨漏りする可能性が高いので、掃除をしましょう。
ゴム手袋やゴミ袋、汚れ落とし用のブラシなどの道具を用意してから、以下の手順で掃除を進めます。
・目皿に溜まったゴミを撤去する
・ラバーカップや真空式パイプクリーナーを使ってゴミを流す
・奥に汚れが詰まっている場合は、ワイヤーブラシで掃除する
・古い歯ブラシなどを使って排水溝の汚れを落とす
・水を流してきちんと流れるか確認する
これでも詰まりが解消されない場合は無理に自分で対応するのではなく、業者に修理依頼をすることをおすすめします。
ブルーシートでベランダを覆う
どこから漏れているのか分からない際は、とりあえずベランダやバルコニーをブルーシートで覆うと良いでしょう。
この時点で雨漏りが止まったら、その防水シートの下の部分が原因で雨漏りしていることがわかります。
この時点で雨漏りが止まったら、その防水シートの下の部分が原因で雨漏りしていることがわかります。
防水テープを貼る
雨漏りしている箇所が特定できる場合は、防水テープを貼るのも応急処置として有効です。
ただし、剥がした後に跡が残る材質の防水テープもあります。
跡が残らないようにしたい場合は、テープの種類や色に気をつけて選びましょう。
ただし、剥がした後に跡が残る材質の防水テープもあります。
跡が残らないようにしたい場合は、テープの種類や色に気をつけて選びましょう。
コーキング材で穴や隙間を埋める
防水テープを貼るのが難しい隙間や穴は、コーキング材で埋めることで対応できます。
ただし、自分でできるのは応急処置に過ぎません。
本格的な修理をするのは難しいので、業者に修理依頼をするのがおすすめです。
ただし、自分でできるのは応急処置に過ぎません。
本格的な修理をするのは難しいので、業者に修理依頼をするのがおすすめです。
自分で雨漏りを修理するデメリット
「応急処置はできたのだから、これでもよさそう」「自分で修理すれば、費用を節約できるのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、応急処置ができたとしても、根本的に雨漏りが解決していない場合があります。
専門的な知識や技術がない状態での修理は、さらにトラブルを引き起こす恐れもあります。
本来であれば不要であった費用が発生したり雨漏りの発生原因がわからなくなったりして、メリットよりもデメリットが大きいです。
雨漏りした箇所の再発を防ぎたいなら、専門的な知識や技術がある業者への依頼を検討しましょう。
しかし、応急処置ができたとしても、根本的に雨漏りが解決していない場合があります。
専門的な知識や技術がない状態での修理は、さらにトラブルを引き起こす恐れもあります。
本来であれば不要であった費用が発生したり雨漏りの発生原因がわからなくなったりして、メリットよりもデメリットが大きいです。
雨漏りした箇所の再発を防ぎたいなら、専門的な知識や技術がある業者への依頼を検討しましょう。
業者に雨漏りの修理を依頼する
雨漏りの修理は業者でも難しいです。
知識と経験のない人が対応するのはおすすめできません。
なぜなら雨漏りの発生箇所を特定するのは、業者でも難しく時には間違えることもあるからです。
業者に修理を依頼する際は、HPで雨漏りの修理実績を公開している経験豊富な業者に依頼するのがおすすめです。
知識と経験のない人が対応するのはおすすめできません。
なぜなら雨漏りの発生箇所を特定するのは、業者でも難しく時には間違えることもあるからです。
業者に修理を依頼する際は、HPで雨漏りの修理実績を公開している経験豊富な業者に依頼するのがおすすめです。
雨漏りの修理をする業者を選ぶポイント
「業者が多くて、どこに頼んだら良いのかわからない」という方へ、雨漏り修理の経験が豊富な業者を見分けるポイントを解説します。
・資格や雨漏りの修理実績がある
・明細を書いた見積書を出している
・アフターフォローがある
ポイントを踏まえた上で依頼する業者を決めると、安心して雨漏り修理を依頼できます。
・資格や雨漏りの修理実績がある
・明細を書いた見積書を出している
・アフターフォローがある
ポイントを踏まえた上で依頼する業者を決めると、安心して雨漏り修理を依頼できます。
資格や雨漏りの修理実績がある
雨漏り修理の業者を選ぶ際には、資格や実績を確認しましょう。
建設板金基幹技能者や雨漏り検診士などの資格を持っている業者であれば信頼性が高く、適切な修理が期待できます。
雨漏り修理の施工実績も、業者の実績や経験を確認する指標となります。
業者の実績は、HPの施工事例やお客様の声などの口コミなどで確認可能です。
施工中の過程を公開している業者もあります。
建設板金基幹技能者や雨漏り検診士などの資格を持っている業者であれば信頼性が高く、適切な修理が期待できます。
雨漏り修理の施工実績も、業者の実績や経験を確認する指標となります。
業者の実績は、HPの施工事例やお客様の声などの口コミなどで確認可能です。
施工中の過程を公開している業者もあります。
明細を書いた見積書を出している
修理内容や費用の明細など見積書の内容を詳しく書いている業者は、信頼性が高いです。
「一式」といった表記や何についての費用かわからない場合は、しっかりと確認しましょう。
わからないまま施工を進めると、後から高額な費用を請求されるケースもあるからです。
見積もりをはっきりとさせておくことは、トラブルを未然に防ぐことにもつながります。
「一式」といった表記や何についての費用かわからない場合は、しっかりと確認しましょう。
わからないまま施工を進めると、後から高額な費用を請求されるケースもあるからです。
見積もりをはっきりとさせておくことは、トラブルを未然に防ぐことにもつながります。
アフターフォローがある
修理後のアフターフォローがしっかりしているかどうかも重要です。
実績が豊富な業者でも、雨漏りの特定や修理が一度で終わらない場合もあります。
アフターフォローがある業者に依頼すれば、後からまた雨漏りが起こっても対応してもらえるので安心です。
保証期間やアフターサービスの内容を確認し、信頼できる業者を選びましょう。
実績が豊富な業者でも、雨漏りの特定や修理が一度で終わらない場合もあります。
アフターフォローがある業者に依頼すれば、後からまた雨漏りが起こっても対応してもらえるので安心です。
保証期間やアフターサービスの内容を確認し、信頼できる業者を選びましょう。
悪徳業者にベランダの雨漏り修理を依頼するのは避けよう
早く修理したいからといって、業者を適当に選ぶのは推奨できません。
「すぐに契約しなければ、家が大変なことになりますよ」「ここで契約すれば、とてもお得に修理しますよ」など、契約を急がせる業者は要注意です。
点検時間が短い場合や施工内容の説明がない場合も、信頼できない業者である可能性が高いです。
費用が安く済んだように見えてきちんと修理されていない場合も少なくありません。
先述したポイントを踏まえたうえで、慎重に業者を選びましょう。
「すぐに契約しなければ、家が大変なことになりますよ」「ここで契約すれば、とてもお得に修理しますよ」など、契約を急がせる業者は要注意です。
点検時間が短い場合や施工内容の説明がない場合も、信頼できない業者である可能性が高いです。
費用が安く済んだように見えてきちんと修理されていない場合も少なくありません。
先述したポイントを踏まえたうえで、慎重に業者を選びましょう。
ベランダの雨漏り修理方法
業者は最初に水漏れ箇所を確定します。
その後、不具合がある箇所の修理を行います。
その後、不具合がある箇所の修理を行います。
水漏れしている箇所の調査
水漏れしている箇所は、以下の順番で調査していきます。
・目視で調査する
・水をかけて調査する
・発光液をかけて調査する
・赤外線サーモグラフィーで調査する
調査して水漏れ箇所が判明したら、次は修理になります。
・目視で調査する
・水をかけて調査する
・発光液をかけて調査する
・赤外線サーモグラフィーで調査する
調査して水漏れ箇所が判明したら、次は修理になります。
水漏れ箇所の修理
水漏れが発生しやすい箇所ごとに、どのような修理を行うのか解説します。
・床の補修
軽いひびや亀裂などがある場合は、その箇所をコーキング剤で補修します。
定期的なメンテナンスもおすすめです。
防水層表面のトップコートを塗り替えると、床を保護できるだけでなく、大きな修理が必要ないので経済的です。
・笠木の補修
笠木の一部から雨漏りしている場合は、コーキング剤で補修することで間に合います。
しかし雨漏りの症状が進行している場合は、木が腐食している可能性が高いです。
この場合は木を取り替えて、防水紙を貼って補修するので大がかりな工事になることもあります。
・コーキングの再充填
小さな亀裂やひびなどはコーキング剤の再充填で対処するのが一般的です。
しかし雨漏りの原因箇所が広い場合は、大がかりな補修工事になります。
・床の補修
軽いひびや亀裂などがある場合は、その箇所をコーキング剤で補修します。
定期的なメンテナンスもおすすめです。
防水層表面のトップコートを塗り替えると、床を保護できるだけでなく、大きな修理が必要ないので経済的です。
・笠木の補修
笠木の一部から雨漏りしている場合は、コーキング剤で補修することで間に合います。
しかし雨漏りの症状が進行している場合は、木が腐食している可能性が高いです。
この場合は木を取り替えて、防水紙を貼って補修するので大がかりな工事になることもあります。
・コーキングの再充填
小さな亀裂やひびなどはコーキング剤の再充填で対処するのが一般的です。
しかし雨漏りの原因箇所が広い場合は、大がかりな補修工事になります。
雨漏りを放置する危険性
ベランダやバルコニーの雨漏りをそのままにしておくと危険です。
たとえば以下のような危険があります。
・白アリの被害
・漏電、火災
・カビの発生
・シミの発生
・木材の腐敗
・金属のサビ
・家の寿命が縮む
放っておくと修理規模も大きくなり、費用も嵩みます。
たとえば以下のような危険があります。
・白アリの被害
・漏電、火災
・カビの発生
・シミの発生
・木材の腐敗
・金属のサビ
・家の寿命が縮む
放っておくと修理規模も大きくなり、費用も嵩みます。
ベランダの配置によって異なる雨漏りの影響
どのベランダも常に外にあるため、雨漏りの影響を受けます。
どんな影響があるのかは配置によって異なります。
・外壁より外側にあるベランダ
・居室の上にあるベランダ
それぞれのベランダの配置で起こる雨漏りの影響を、詳しく説明します。
どんな影響があるのかは配置によって異なります。
・外壁より外側にあるベランダ
・居室の上にあるベランダ
それぞれのベランダの配置で起こる雨漏りの影響を、詳しく説明します。
外壁より外側にあるベランダ
外壁よりも外側にあるベランダが雨漏りすると、軒天にシミができます。
室内には影響がないため、気づくのに遅れる場合も少なくありません。
腐敗して大幅な改修となることもあるため、軒天にシミがないかを定期的にチェックしましょう。
室内には影響がないため、気づくのに遅れる場合も少なくありません。
腐敗して大幅な改修となることもあるため、軒天にシミがないかを定期的にチェックしましょう。
居室の上にあるベランダ
居室の上にあるベランダは、インナーバルコニーやルーフバルコニーとも呼ばれています。
雨水が入りにくい構造ですが、排水溝の排水不良によって、室内から雨水が入る場合もあります。
雨漏りすると居室への影響が大きいため、台風や大雨が予想される際には事前に排水溝を清掃しておくと、雨漏りを防ぎやすくなります。
雨水が入りにくい構造ですが、排水溝の排水不良によって、室内から雨水が入る場合もあります。
雨漏りすると居室への影響が大きいため、台風や大雨が予想される際には事前に排水溝を清掃しておくと、雨漏りを防ぎやすくなります。
物をたくさん置いているベランダは注意が必要
春夏には植物を、冬には灯油缶など、ベランダに物を置いているケースが見られます。
利便性が高いように見えますが、このようなデメリットもあるので注意しましょう。
・排水溝の確認やメンテナンスがしづらくなり、排水溝の詰まりや劣化に気付けない
・物を置くことでベランダの床に負担がかかるため経年劣化しやすくなり、ひび割れなどで雨漏りが起こる
雨漏りを予防するために、1️年に1回は排水溝が正常に機能しているか確認をするのがおすすめです。
ベランダに物を置くのは短期にしてできるだけ居室や物置にしまうことも、ベランダの床の保護につながります。
利便性が高いように見えますが、このようなデメリットもあるので注意しましょう。
・排水溝の確認やメンテナンスがしづらくなり、排水溝の詰まりや劣化に気付けない
・物を置くことでベランダの床に負担がかかるため経年劣化しやすくなり、ひび割れなどで雨漏りが起こる
雨漏りを予防するために、1️年に1回は排水溝が正常に機能しているか確認をするのがおすすめです。
ベランダに物を置くのは短期にしてできるだけ居室や物置にしまうことも、ベランダの床の保護につながります。
雨漏りを予防する方法
雨漏りの予防には、ベランダの点検を兼ねた掃除が効果的です。
定期的なメンテナンスとして塗装や補修などを依頼することも雨漏りの再発防止になり、家の寿命も長くできます。
雨漏りの修理を依頼した業者に、自分でできるメンテナンス方法を聞くのもおすすめです。
定期的なメンテナンスとして塗装や補修などを依頼することも雨漏りの再発防止になり、家の寿命も長くできます。
雨漏りの修理を依頼した業者に、自分でできるメンテナンス方法を聞くのもおすすめです。
自然災害の際は火災保険が適応されることもある
台風や地震など自然災害が原因で発生した雨漏りは、火災保険の適応になる可能性があります。
適応となる条件は以下の通りです。
・風災、雪災、雹災の被害
・3年以内に起きた自然災害
・修理費用に20万円以上かかる場合
自然災害が原因で火災保険が適応される場合は、ベランダが破損して雨漏りが発生したような、大きな被害であることが条件となります。
適応となる条件は以下の通りです。
・風災、雪災、雹災の被害
・3年以内に起きた自然災害
・修理費用に20万円以上かかる場合
自然災害が原因で火災保険が適応される場合は、ベランダが破損して雨漏りが発生したような、大きな被害であることが条件となります。
参考:ベランダとバルコニーの違い
ベランダとバルコニーは、どちらも家の外にあるため同じだと考えている人もいますが、実は明確な違いがあります。
・屋根がある:ベランダ
・屋根がない:バルコニー
外壁より外側にあるオーバーハングバルコニーやキャンチバルコニーの雨漏りは室内には影響がありませんが、軒天に雨染みができるので注意しましょう。
・屋根がある:ベランダ
・屋根がない:バルコニー
外壁より外側にあるオーバーハングバルコニーやキャンチバルコニーの雨漏りは室内には影響がありませんが、軒天に雨染みができるので注意しましょう。
ベランダとバルコニーの雨漏りは業者に相談しよう
ベランダやバルコニーの雨漏りは、室内でないためつい放置しがちです。
しかしベランダの床、壁・笠木の劣化や摩耗から、白アリ被害や漏電、火災につながることもあります。
ひび、亀裂、黒ずみ、腐食などを見つけたらすぐに業者に相談して、補修してもらいましょう。
▼関連記事
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しかしベランダの床、壁・笠木の劣化や摩耗から、白アリ被害や漏電、火災につながることもあります。
ひび、亀裂、黒ずみ、腐食などを見つけたらすぐに業者に相談して、補修してもらいましょう。
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