サッシ(窓枠)から雨漏りする原因と修理方法、応急処置を解説
「サッシから雨漏りしているけど原因がわからない」
「窓枠からの雨漏りはどうやって修理すればいいの」
このように思うことはないでしょうか。
住宅に長く住んでいると、さまざまな原因でサッシ(窓枠)から雨漏りが発生することがあります。
しかし、いざ雨漏りが発生したときに原因や対処法がわからず困っている人もいるのではないでしょうか。
本記事ではサッシの雨漏りについて紹介します。
サッシから雨漏りする原因や修理方法、応急処置のやり方などについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
「窓枠からの雨漏りはどうやって修理すればいいの」
このように思うことはないでしょうか。
住宅に長く住んでいると、さまざまな原因でサッシ(窓枠)から雨漏りが発生することがあります。
しかし、いざ雨漏りが発生したときに原因や対処法がわからず困っている人もいるのではないでしょうか。
本記事ではサッシの雨漏りについて紹介します。
サッシから雨漏りする原因や修理方法、応急処置のやり方などについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
サッシ(窓枠)から雨漏りする原因
サッシ(窓枠)から雨漏りするおもな原因は以下の4点です。
・コーキングの劣化
・外壁、屋根のひび割れ
・ゴムパッキンの劣化
・施工不良
サッシの雨漏りにお悩みの方はぜひご覧ください。
ただしサッシからの雨漏りは、知識や経験があまりない人だと原因の特定が難しいです。
雨漏りの発生箇所を見誤ったり誤った修理を行ったりすると、かえって症状が悪化する恐れもあるため危険です。
正確に原因を特定して修理するなら、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
・コーキングの劣化
・外壁、屋根のひび割れ
・ゴムパッキンの劣化
・施工不良
サッシの雨漏りにお悩みの方はぜひご覧ください。
ただしサッシからの雨漏りは、知識や経験があまりない人だと原因の特定が難しいです。
雨漏りの発生箇所を見誤ったり誤った修理を行ったりすると、かえって症状が悪化する恐れもあるため危険です。
正確に原因を特定して修理するなら、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
コーキングの劣化
コーキングの劣化は、サッシから雨漏りするおもな原因として挙げられます。
コーキングとは、外壁などのすき間やひび割れを埋めるために使用されるシーリング材の一種です。
サッシ周りのすき間には、コーキングが施されていることがほとんどです。
コーキングを施すことにより、サッシと外壁とのすき間から雨水の浸入を防ぎます。
ただしコーキングは経年劣化により、いつかはひび割れが発生してしまいます。
ひび割れが発生してしまうと雨水の浸入を防ぐことができず、雨漏りにつながってしまいます。
コーキングの耐用年数は5〜10年が目安です。
築年数が耐用年数に近い場合はコーキングの劣化を確認し、ひび割れが発生していたら早めに業者へ修理を依頼するのがおすすめです。
コーキングとは、外壁などのすき間やひび割れを埋めるために使用されるシーリング材の一種です。
サッシ周りのすき間には、コーキングが施されていることがほとんどです。
コーキングを施すことにより、サッシと外壁とのすき間から雨水の浸入を防ぎます。
ただしコーキングは経年劣化により、いつかはひび割れが発生してしまいます。
ひび割れが発生してしまうと雨水の浸入を防ぐことができず、雨漏りにつながってしまいます。
コーキングの耐用年数は5〜10年が目安です。
築年数が耐用年数に近い場合はコーキングの劣化を確認し、ひび割れが発生していたら早めに業者へ修理を依頼するのがおすすめです。
外壁・屋根のひび割れ
外壁や屋根にひび割れが発生すると、サッシの雨漏りにつながる場合があります。
とくに窯業系サイディング材の外壁は、経年劣化によりひび割れにつながる可能性があるので注意が必要です。
窯業系サイディングをはじめ、サイディング材の内部には防水シートが施されています。
大きなひび割れでなければ、雨漏りにはなることは多くありません。
ただしサッシ周辺には防水シートがないため、ひび割れがサッシとつながると雨漏りする場合があります。
屋根も台風などの強風時に、飛んできたものなどでひびが入ったり割れたりしてしまうことがあるので、注意が必要です。
屋根の近くに窓がある場合は、ひびがサッシとつながり雨漏りが発生する可能性があります。
とくに屋根に窓がついている場合はひび割れがサッシにつながりやすいので、雨漏りが発生した際にご確認ください。
とくに窯業系サイディング材の外壁は、経年劣化によりひび割れにつながる可能性があるので注意が必要です。
窯業系サイディングをはじめ、サイディング材の内部には防水シートが施されています。
大きなひび割れでなければ、雨漏りにはなることは多くありません。
ただしサッシ周辺には防水シートがないため、ひび割れがサッシとつながると雨漏りする場合があります。
屋根も台風などの強風時に、飛んできたものなどでひびが入ったり割れたりしてしまうことがあるので、注意が必要です。
屋根の近くに窓がある場合は、ひびがサッシとつながり雨漏りが発生する可能性があります。
とくに屋根に窓がついている場合はひび割れがサッシにつながりやすいので、雨漏りが発生した際にご確認ください。
ゴムパッキンの劣化
サッシと窓のつなぎ目に設置されているゴムパッキンの劣化も、雨漏りが発生する原因の1つです。
ゴムパッキンは雨風や紫外線などにより、徐々に劣化してしまいます。
劣化により隙間ができると、雨水が浸入してしまう可能性が高くなります。
ゴムパッキンが劣化すると窓ガラスが外れる危険もあるため、早めに交換するのがおすすめです。
ゴムパッキンの寿命は10年ほどと言われています。
ゴムパッキンが固くなっている、四隅が浮いてきている、ヒビが入っている場合は早めの交換をご検討ください。
ゴムパッキンは雨風や紫外線などにより、徐々に劣化してしまいます。
劣化により隙間ができると、雨水が浸入してしまう可能性が高くなります。
ゴムパッキンが劣化すると窓ガラスが外れる危険もあるため、早めに交換するのがおすすめです。
ゴムパッキンの寿命は10年ほどと言われています。
ゴムパッキンが固くなっている、四隅が浮いてきている、ヒビが入っている場合は早めの交換をご検討ください。
施工不良
施工不良が原因で、サッシから雨漏りが発生する場合もあります。
サッシを取り付ける場合、事前に防水シートや防水フィルムを貼り付けて雨漏り対策をします。
しかし防水シートを貼り忘れている、貼る場所を間違えているといった場合は、雨漏りが発生することが少なくありません。
新築にもかかわらずサッシから雨漏りが発生する場合は、施工不良を疑う必要があります。
サッシを取り付ける場合、事前に防水シートや防水フィルムを貼り付けて雨漏り対策をします。
しかし防水シートを貼り忘れている、貼る場所を間違えているといった場合は、雨漏りが発生することが少なくありません。
新築にもかかわらずサッシから雨漏りが発生する場合は、施工不良を疑う必要があります。
サッシ(窓枠)の雨漏りの修理方法
サッシ(窓枠)の雨漏りのおもな修理方法は以下の2通りです。
・コーキングの打ち直し
・外壁、屋根の修理
それぞれ詳しく解説するので、修理を検討している方はぜひご覧ください。
・コーキングの打ち直し
・外壁、屋根の修理
それぞれ詳しく解説するので、修理を検討している方はぜひご覧ください。
コーキングの打ち直し
コーキングが劣化している場合は、コーキングを打ち直す必要があります。
コーキングの打ち直しとは、既存のコーキングを撤去して新しくコーキングを施す工事のことです。
新品と同じ状態になるため、コーキングの劣化が原因の場合、雨漏りは発生しなくなります。
既存のコーキングの上から新しいコーキング材を被せる「打ち増し」という施工方法もあります。
しかし打ち増しではコーキング同士が密着しないことが少なくありません。
確実に雨漏りを止めるならコーキングの打ち直しがおすすめです。
コーキングの打ち直しとは、既存のコーキングを撤去して新しくコーキングを施す工事のことです。
新品と同じ状態になるため、コーキングの劣化が原因の場合、雨漏りは発生しなくなります。
既存のコーキングの上から新しいコーキング材を被せる「打ち増し」という施工方法もあります。
しかし打ち増しではコーキング同士が密着しないことが少なくありません。
確実に雨漏りを止めるならコーキングの打ち直しがおすすめです。
外壁・屋根の修理
外壁や屋根にひび割れなどの破損がある場合、早急に補修工事を行う必要があります。
ひび割れを修理する場合はコーキングやモルタルなどで破損部分を埋めて、根本原因をなくすのがおすすめです。
ひび割れを塗装で対応するとひび割れ自体は残ったままになるため、塗装が劣化すると雨漏りが再発する可能性が高くなります。
補修工事で根本原因をなくしておくと、雨漏りが再発する心配がほとんどなくなるので安心です。
ひび割れを修理する場合はコーキングやモルタルなどで破損部分を埋めて、根本原因をなくすのがおすすめです。
ひび割れを塗装で対応するとひび割れ自体は残ったままになるため、塗装が劣化すると雨漏りが再発する可能性が高くなります。
補修工事で根本原因をなくしておくと、雨漏りが再発する心配がほとんどなくなるので安心です。
サッシ(窓枠)の雨漏りの応急処置
サッシ(窓枠)が雨漏りした場合の応急処置は、以下の3つがおすすめです。
・雨水の吸い取り
・防水テープの貼り付け
・雨戸の取り付け
雨漏りが発生した際はできるだけ早く応急処置をしないと、窓周辺が傷んでしまう恐れがあります。
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
・雨水の吸い取り
・防水テープの貼り付け
・雨戸の取り付け
雨漏りが発生した際はできるだけ早く応急処置をしないと、窓周辺が傷んでしまう恐れがあります。
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
雨水の吸い取り
サッシから雨漏りが発生したら、まず発生している部分にタオルや雑巾などを当てて雨水を吸い取りましょう。
濡れてしまった雑巾などは定期的に絞ったり取り替えたりして、濡れたまま放置しないことが重要です。
雨漏りを放置してしまうと、窓周辺の木材に腐食やカビが発生してしまうおそれがあります。
あまり手間をかけたくない場合は、市販の吸水シートを活揺することで雨水を多く吸い取れます。
濡れてしまった雑巾などは定期的に絞ったり取り替えたりして、濡れたまま放置しないことが重要です。
雨漏りを放置してしまうと、窓周辺の木材に腐食やカビが発生してしまうおそれがあります。
あまり手間をかけたくない場合は、市販の吸水シートを活揺することで雨水を多く吸い取れます。
防水テープの貼り付け
どこから雨漏りしているのか分かる場合は、防水テープを貼り付けるのも有効です。
防水テープは水に強く、ひび割れなどの水が漏れる箇所をしっかり塞げるため、雨漏りの被害を最小限に抑えられます。
防水テープは簡単にはがせるのもメリットです。
自分でコーキングを打つと、本格的に修理する際に撤去費用が高くなる可能性があります。
どこから雨漏りしているのか分かる場合は、簡単に安価で応急処置できる防水テープを活用してください。
防水テープは水に強く、ひび割れなどの水が漏れる箇所をしっかり塞げるため、雨漏りの被害を最小限に抑えられます。
防水テープは簡単にはがせるのもメリットです。
自分でコーキングを打つと、本格的に修理する際に撤去費用が高くなる可能性があります。
どこから雨漏りしているのか分かる場合は、簡単に安価で応急処置できる防水テープを活用してください。
雨戸の取り付け
雨戸がない場合は、雨戸の取り付けも有効です。
雨戸があると雨水がサッシまで届かなくなるので、雨漏りが発生する可能性が低くなります。
台風などの強風時に、飛んできたもので窓ガラスが割れてしまう心配もほとんどありません。
なおマンションの場合、雨戸を後付けできないことが多くあります。
雨戸を取り付けられない場合は、板などで窓を覆うのも有効です。
ただし釘で板を打ち付けると穴が空いてしまうので、立てかけておくほうが無難です。
雨戸があると雨水がサッシまで届かなくなるので、雨漏りが発生する可能性が低くなります。
台風などの強風時に、飛んできたもので窓ガラスが割れてしまう心配もほとんどありません。
なおマンションの場合、雨戸を後付けできないことが多くあります。
雨戸を取り付けられない場合は、板などで窓を覆うのも有効です。
ただし釘で板を打ち付けると穴が空いてしまうので、立てかけておくほうが無難です。
サッシ(窓枠)の雨漏りの修理に火災保険は使える?
経年劣化が原因というケースが多い雨漏りの修理では、火災保険が適用されるケースは多くありません。
台風などの風害や雹害といった自然災害が原因でサッシが破損し、雨漏りが発生した場合は火災保険が使える可能性があります。
ただし実際に火災保険が適用されるかどうかは、保険会社が判断することです。
対象外とみなされた場合は、自己負担での修理となります。
また、被害から3年経つと火災保険は請求ができなくなります。
自然災害が原因でサッシやお家が破損し雨漏りが発生したと思ったら、火災保険を適用できないか、契約している保険会社に問い合わせてみましょう。
台風などの風害や雹害といった自然災害が原因でサッシが破損し、雨漏りが発生した場合は火災保険が使える可能性があります。
ただし実際に火災保険が適用されるかどうかは、保険会社が判断することです。
対象外とみなされた場合は、自己負担での修理となります。
また、被害から3年経つと火災保険は請求ができなくなります。
自然災害が原因でサッシやお家が破損し雨漏りが発生したと思ったら、火災保険を適用できないか、契約している保険会社に問い合わせてみましょう。
サッシ(窓枠)からの雨漏りは早急に修理しよう
本記事ではサッシ(窓枠)からの雨漏りについて解説しました。
雨漏りを放置すると建材が劣化しやすくなったりカビが発生しやすくなったりするので、不具合を確認したらすぐ業者に相談しましょう。
業者の修理が始まるまでは、雑巾で雨水を吸い取ったり防水テープを貼ったりするのもおすすめです。
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